基本紹介編集履歴
1/4
トロカデロ駅のすぐ近くにトロカデロ広場があり、それに続く南東方面にトロカデロ庭園(JardinduTrocadero)が広がっている。同じ名前で覚えやすいね。このトロカデロ庭園の中心に据えているのがパリ万博の時に建設されたシャイヨー宮(PalaisdeChaillot)という建物で、その内部は現在博物館となっている。向かって右側は海洋博物館と人類博物館、左側は建設・文化財博物館となっている。時間の関係で、どれの中にも入っていなかったが。。両側の建物を繋ぐシャイヨー宮のテラスからの眺めはパリでも5本の指に入るほどと言われている。なんと言ってもセーヌ川を挟む対岸の真正面にエッフェル塔が聳えており、その下に広大なシャン・ド・マルス公園が広がっていて、まさにエッフェル塔を写真に収めるベストスポットである。残念ながら、私が行った時間が早すぎて、強烈な逆光で写真はグレー色にしか映らなかった。やはり実物の美しさを自分の目で確かめるしかないですね。ここから一旦川岸から引き返して、トロカデロ広場方面に戻る。芸術家の眠るパッシー墓地(Cimetiere dePassy)が広場の一角にある。モンマルトル墓地ほど広くはないが、外壁だけがかなり立派である。入口はこんな感じ。まったく陰鬱感がない。パリの他の墓地と同じく、明るくて入りやすい雰囲気。入ってすぐ左手に管理人の部屋があり、頼むと地図をくれる。さすがに芸術家が集まっているというだけに、覚めても眠っても腕前の見せ場である。これ、サン・ピエトロ大聖堂にあるミケランジェロのピエタのレプリカなのだろうか。白く輝いて非常に目立つ。そして、あった。マネのお墓。モリゾのお墓もここにあるそうだが、マネファミリーということで近くにあるかなぁと思って、とうとう確認することができなかった。