ノートルダム・デュ・サクレマン教会

Notre-Dame du Saint Sacrement

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bluemoon9さんのMyノート

2010-11-29 11:38 編集

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シャイヨー宮やパッシー墓地があるパッシー地区はBCBG(ブルジョワファッションを示す言葉)の発祥地と言われたように、パリ16区の住民が集まる高級住宅地である。本来は予定していなかったが、近くに来たこともあり、ブランドブティックや名高い老舗が立ち並ぶパッシー通りを一応拝見しようじゃないかと、思いつきで寄ってみることにした。パッシー墓地からAv.PaulDoumerに沿ってLAMETTE駅に向かえば、パッシー通りにまっすぐにたどり着けるが、多少遠回りしているCortambert通りに二つの教会があるようで、そちらを通ることにした。ノートルダム・デュ・サクレマン教会。アールヌーヴォー調のステンドグラス。なかなかユニークである。フランスの建築家、アールヌーヴォーの代表者であるエクトール・ギマールとその一派がこのパッシー地区のアパルトマンを多数設計したそうだが、この教会のデザインは彼らと何らかの関係があるのではないかと推測したくなるが、調べたことがないので、何も断言できない。道路を挟んで反対側にアノンシアシオン教会がある。入口に二人のスーツ姿のジェントルマンが話し合っているが、聞いてみたら、その日は何かイベントがあるようで、部外者は中に入れない。残念。いよいよパッシー通りの端っこに到着。まだ早いか、扉を閉める店が多く、周囲は静かだった。パリの優雅なマダムとその予備軍が出没する場所だと聞いているが、この時間帯の関係か、特別の雰囲気を感じなかった。でも考えてみたら、世界流行の発信地と言われるミラノのモンテナポレオーネ通りを歩いた時も別に何も思わなかった。きっとこの分野に鈍感な私がアンテナがかからないだけの問題だ。パッシー界隈の中心的存在であるパッシープラザ(PassyPlaza)。入ってみたら、案外すぐ目に飛び込んだのがH&MやZARA、GAPの看板で、あ、普通、というのが正直の感想である。パッシープラザの反対側に可愛いパン屋さんがある。こんなものが逆にぐっと来る、なんてね。クレマンソー記念館がある角にラ・トゥール通り(RuedeLaTour)が交差している。画家のラ・トゥールと何の関係があるだろうか。パリに来たら、ついついこう思ってしまうのですね。ラ・トゥール通りの一画。

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