基本紹介編集履歴
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RistoranteDino(リストランテディーノ)ViaGhibellina,49r50122Firenze15年近く前から行っているレストランですが、今まで裏切られた事がないです。わたしのパスタの定番は、これです。Spaghettiallabottargadimuggine(スパゲティアッラボッタルガディムッジーネ、からすみのスパゲティ)他のレストランでも見かけるメニューですが、通常は市販のビンに入った粉状のものをスパゲティにふりかけます。ところが、ここのものは茹で上げたスパゲティにまず溶いた鶏卵を絡ませてから、その上にトリュフスライサーで、生のからすみをたっぶりと散らすのです。パスタにからすみがうまい具合に絡み付いて、ぼらの卵の香りが口の中に広がります。SpaghettidiCarciofi(スパゲティディカルチョフィ、アーティチョークのスパゲティ)シンプルな味の構成のボッタルガのスパゲティとは対照的で、とってもいろいろな味と風味が複合した逸品です。最初に、口に含むとかすかなにんにくの風味を感じますが、その後が忙しいです、噛み締めるとあのカルチョーフィ独特の味と香り、そしてすぐに程好くも存在感があるペペロンチーノの心地よい辛味。神業ともいえる絶妙なバランスです。Pettidipolloallamediterranea(ペットディポッロアッラメディテラネア、鶏の胸肉の地中海風)リストランテディーノに来る多くのお客さん、特にミシュランの星を取ったこともあるというので、多くの外国人はセコンドに、トスカーナの名物料理「フィレンツェ風ステーキ」を注文しますが、ここでのおすすめのひとつとして、これ。軟らかくて、しっとりとした鶏の胸肉を炭火で焼いて、ルッコラとトマトを上からのせます。ところが、そのあいだには、白オリーブと黒オリーブをすり潰して作ったソースが潜んでいるのです。タメ息のでるおいしさです。ワインのセレクションは、幅広く常にオーナーがいろいろなところで買い付けをしているようです。しかも、とても良心的な値段だと思います。先代(初代)のオーナーは、トスカーナ州で一番初めに、ソムリエの資格を取った人としても有名です。店内はこんな感じです。飽きないがこないのは現オーナーのマンマ(お母さん)が作るやさしい味の家庭料理だからでしょう。テーマ:イタリアジャンル:海外情報