ジローナ

Girona

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hideo1999さんのMyノート

2010-11-02 16:32 編集

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ジローナ
ジローナこの町の名前は、カタルーニャ語では、Girona(ジローナ)と日本人にも聞きやすいけど、スペイン語になると、Gerona(ヘローナ)というへなちょこな発音の町。フィゲーラスからバルセロナへ向かう列車の左手の車窓に、丘の中腹にある大聖堂の威容がうかがえます。言葉は通じないけど、乗客の一人が、こっちこっちと教えてくれた。駅近くの新市街からオニャール川を渡ると、旧市街です。オニャール川沿いの家並みと橋が、ジローナの代表的な風景です。橋の両端にあった塔が近世になって必要となくなり壊されたあとに、この景観の住宅が建ったそうだ。ここは川に沿って、細長い町。町の中にはいると、古いアーケードの商店街が続く。自然の山壁に沿って、建てられた家々。大聖堂(カテドラル)は、商店街を抜けて突如現れた階段の上にそびえ立つ。この階段を上って、大聖堂の階段も登るのかと思うと、不謹慎ながら、ちょっとパスって気になってしまった。このカテドラルの貴重な「天地創造のタペストリー」も見たい気もするけど、今日は時間がないから町歩きを優先!と言い訳して。実は、この町の城壁の上を歩く「哲学の道」と言う散歩道もすばらしいと インフォメーションで聞いたのだが、入口が両端にしかなくて結構ハードなハイキングになりそうなので、今回はそこもパスだ。アラブ風呂というのも名所のようだが、シエスタに合わせて午後2時まで、本日はもう閉館しているそうだ。大聖堂の横道から続く、ユダヤ人地区(CALL・BARRIO・JUDIO)は石畳の坂道・石段の道に囲まれ何とも言えず美しい旧市街だ。ちょこっと覗くと、それぞれが独特の雰囲気を持つ坂道の路地。どの路地がどこにつながっているか分からない初めての町はちょっと怖くもあるけど、魅惑的です。坂を下ってみる。下るって事はまたいつか登らなくてはいけないので、なかなかつらいものがある。と言いつつも、この町の魅惑には勝てず、地図も見ないでさまよい歩く。先ほど見た地図では、町はさほど広い領域でないので、心配はない。小広場を抜けて、その奥にもう少し広そうな広場がある。何回角を曲がったかわからないけど、ふと先ほど通った道に出ているのに気がついた。今日はバルセロナへ行く途中の途中下車観光なので、まあ、この辺でこの町歩きを終えることにした。途中、「こんな時間でもお食事できます」ってレストランがあったが、ここで1-2時間の時間を使ってしまうと、バルセロナ到着が真っ暗になってしまうので、残念ながらあきらめた。日本人には知られていないけど、白人達には人気のジローナ。スペイン語では何とも頼りない発音のヘロ-ナ。またいつかの楽しみにとっておきたい町だ。今田はゆっくり1泊以上の旅で、この近所の村も訪ねるのもいいかもしれない。

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