基本紹介編集履歴
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カピトリーノ美術館はカンピドリオ広場に面した二つの美術館の総称。広場の北側にあるのは1417年に創設された世界最古の博物館カピトリーノ博物館(MuseiCapitolini)で、現在の建物はミケランジェロの建築プランによるもの。広場をはさんで反対側に位置するのはコンセルヴァトーリ宮殿(PalazzodelConservatori)。この二つの美術館の入場券は両館共通で、確かに8ユーロぐらいだった。コンセルヴァトーリ宮殿の展示物に、一番著名なものはこのローマ建国伝説に関わる「カピトリーノの牝狼」(RomoloeRemoAllattatidallaLupa)像だろう。双子兄弟のロムルスとレムスが仲良く育て親の狼の母乳を一緒に飲んでいる。成人した二人は、殺戮しあう同士になることなど、この頃はまだ夢にも思わないだろう。市庁舎の脇にレプリカと思われる像が置いてあるが、残念ながら、回りが工事中のため、せっかくの雰囲気が損なわれた。コンセルヴァトーリ宮殿の2階に、2.6メートルもあるコンスタンティヌス大帝像の頭部が陳列されている。315年に造られた10メートルを超える全身像の一部だそうですが、その巨大さに圧倒される。宮殿の3階は絵画館となり、カラヴァッジョの作品など、数多い傑作が収蔵されている。ゆっくり鑑賞出来ないことは、本当に残念だった。



			

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