基本紹介編集履歴
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お店に入ったら、空いている席に座ります。
ここは、今でも鳥カゴ持ち込み可です。
2階席から鳴き声が聞こえてきます。犬も可みたいです…。
席を確保して、お茶と食器を取りに。
一応、お茶を入れる熱湯で洗杯しようとして、蛇口をちょっとひねるとドバドバッと熱湯が出てきて、
アツアツッっと慌てていると、近くにいたオバちゃんが洗杯用にと大きめの器を渡してくれました。
無事、洗杯。茶葉を選んで熱湯を入れ一段落。このあたりの水が良いらしく、お茶がとても美味しいです。
舌は肥えている方ではないので、事前情報で水が美味しいと聞いていたから、お茶も美味しいと思ったのか、
事前情報がなかったとしても美味しいと思えたかどうかは自信ありません。お茶を入れたら、食べ物を取りに。
積み上げられているセイロを開けて中身を確認し、食べたい物を自分の席へ。
ソーセージが入ってます。カニシュウマイだったか?飲茶は、なかなか味が濃く、高カロリーな感じ。
これが昔ながらの飲茶の味でしょうか。プーアル茶にしたので、後味はすっきり。
食べ終わって、お茶もたくさん飲んだら、店員さんを呼んで「マイタン!」帰りは、
降りたバス停で80番のミニバスに乗れば、終点がTsuen Wan駅です。
香港で唯一といっていい、鳥のさえずりを聞きながら朝飲茶ができる茶樓。人里はなれた山奥にあるお店。
さて、前回の続きですが、私が遠路はるばる川龍村まで来た訳は、「端記茶樓」に行きたかったからなのです。この「端記茶樓」とは、緑溢れる山間にある飲茶の銘店でして、アウトドアの客席で、風に吹かれながら飲茶を味わくこともできます。また川龍村の湧き水で煎れたお茶や店の前の畑で採れたクレソンが美味しいことでも、香港市民にはよく知られているのだそうです。私はたまたま日本で見たTV番組でここを知ったのですが、見た瞬間、これはいい!と感動し、今回の香港滞在時のスケジュールに組み込んだという次第です。さて、ミニバスを降り、辺りをきょろきょろ見回すと、ありました!「端記茶樓」と大きく壁に書かれた建物があります。バス停から坂道を下ってほんの3分くらいの距離です。TV番組や他の方のブログでここの流儀は予習していたので、店に入ると勝手に2階に上がり、半アウトドアの席に着きます。(ちなみに屋根もない、そのものずばりのアウトドア席もあり、近所のじいさん達が自慢の小鳥を持ち寄り集ってました。また1階は普通の屋内席です)そして、またまた勝手にお椀や箸、湯飲みを洗杯し準備。写真右側の蛇口からは熱湯が出てきます。さらにお茶も4種類ある茶葉から好みの種類の茶葉を急須に取り、湧き水を沸かしたお湯を入れ、テーブルへ。仕上げは、1階に降り、勝手に(笑)、置いてあるセイロから自分の食べたいものを選び、席に戻ります。そうです。この店は来店から、席を見つけ、食器やお茶を用意し、セイロを取るまで、すべーーーてセルフなんです!セイロは定番の品を中心に常時何種類か用意されており、置いていないものは注文もできます。味もおいしかったぁ…飲茶そのものの味はもちろんのこと、アウトドアで食べるという雰囲気のよさがよりおいしさを強調するように感じましたよ。傍でじいさん達の小鳥もちゅんちゅん鳴いてるし。お茶は、まだまだ未熟者なので「川龍村の天然水」で煎れた違いがイマイチわかりませんでしたが…(笑)そうそう、それと忘れていけないのはクレソン。1階のセイロが置いてあるコーナーの脇に、いかにも採りたてです!みたいなクレソンがどんと積まれている。で、店員さんに身振り手振りでクレソンを食べたいことを伝えると、ささっと茹でたクレソンを山盛りで持ってきてくれました。このクレソンのまあ美味しいこと。香港の人は畑でクレソンを買って帰る人も多いんだそうです。さて会計です。ローカルの人は「何皿ね」みたいな感じで支払いをしていますが、言葉のわからない私達のテーブルは店員さんが皿数を数えてくれて、「いくらね」と言ってくれました。満腹&アウトドア飲茶というちょっと変わった体験をし、大満足で店を後にしたのでした。