天眼と呼ばれる目玉が象徴

カオダイ教は、ホーチミンから北西約100kmのタイニンに総本山がある。信徒数は約100万から300万と言われ、タイニン省の人口の3分の2がカオダイ教カオダイ教信者とのこと。一般カオダイ教信徒は主に白色のアオザイ(衣長)を身に着け、日に4回の礼拝を行っている。天眼と呼ばれる目玉を「宇宙の原理」「宇宙の至上神」の象徴とする。また、彼らは孔子、老子、釈迦、キリスト、ムハンマド、さらには李白、ソクラテス、トルストイ、ヴィクトル・ユーゴーなどを聖人や使徒と仰フランス領インドシナ時代には独自に私兵団や自治機構を持ち反フランス運動を展開する一方で、インドシナ戦争中にはベトミン(ベトナム独立同盟会)と戦った。ベトナム共和国(南ベトナム)が成立すると、カトリック教徒の政権がカオダイ教の私兵団を武装解除する動きを見せたため、武力抵抗を図ったが鎮圧されたそうだ。
五教(儒教、道教、仏教、キリスト教、イスラム教)の教えを土台にしたことから、カオダイ=高台と名付けられたこの宗教の創始者はあるいは各宗教の排他的な面を嫌ったのかもしれない。

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記事最終修正日時: 
2013.03.07 07:58
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