教会に祀られている聖ローレンスは海の神様
1560年代に創建された、マカオでも最も古い教会の一つである「聖ローレンス教会」。
何度か改修、立て直しをしているが、1803年にこの地に再建され、1846年に現在の規模になりました。
大航海時代のポルトガルは、動力のない帆船で貿易をしていたため、外洋を航海するのは大変危険でした。「聖ローレンス教会」に祀られている“聖ローレンス”は、風を読む(風信)聖人で、マカオに出入りするポルトガル航海士に信奉されていたことから、華人たちは「聖ローレンス教会」を“風信堂”と呼んでいました。いかにも帆船全盛時代を彷彿とさせる呼び名です。
とてもきれいで心奪われる教会です。まるで教会丸ごとウェッジウッドのよう・・・
クリームイエローの外壁をし、内部の天井は教会では珍しいブルーグリーン。なんとも美しい組み合わせです。キリストの生涯を描いたステンドグラスからは光が差し込み、シャンデリアがまた華麗さを際立てています。その華やかさから、結婚式場としてもカトリック信者に人気の場所となっています。
聖ローレンス教会の楽しみ方
ここの楽しみ方を紹介してください。