基本紹介編集履歴
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都会の中の癒し1671年に建てられた離宮「慶煕宮」
慶煕宮は、以前は、まだ公開されておらず、入り口正面の興化門だけが姿を見せているだけであった。興化門は、慶煕宮の正門で、1932年に日帝によって大韓帝国総督府の初代総監であった。伊藤博文を祭った博文寺の正門として移築されていたが、1988年に慶煕宮復元事業の一環として現在の位置に移築されている。夕日を背にした興化門を潜ると、緑豊かな広場にベンチが設置され、オフィス帰りの市民がベンチに腰を下ろして寛ぐ。そして、その先を進むと崇政門が見えて来る。左右対象で、均整の取れた実に見事な姿である。周りには人影もなく、その姿をゆっくりと観覧する事が出来るのでお勧め。