宗廟の大祭

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年に一度の世界遺産を見る

宗廟の大祭

2009年 5月 3日(日)

毎年5月第一日曜日に行われる、宗廟の大祭を見に行きました。私達、旅行者は行列を見て感動しますが、祭礼は色々な決まりのなかで行われるようです。

やはり一番の見どころはお駕籠行列だ、鐘路を通行止めにして次から次と朝鮮王朝時代の衣装を身にまとって行進するさまは、なんとも圧巻である。

 

宗廟は単一の木造建築物としては世界最大規模だという、確かに大きい建物だった。ここで祭礼が執り行われる。大勢の人が式典を待っていた。私達はその雰囲気を味わって、長居をせずに宗廟を後にした。

 

世界文化遺産にも指定されている宗廟は、朝鮮時代の王様と王妃様が祭られているところ。そこで年に1回5月の第一日曜日に宗廟大祭がおこなわれます。宗廟大祭とは、韓国でいうチェサというもので祖先の霊を慰める行事です。この宗廟大祭が無形文化遺産に指定されている理由は、チェサの際の踊りや楽器、音楽が全て当時の記録が文章と絵で残っており、何百年前行われたチェサの様子をまさにそのまま再現できるところにあるのです。朝9時半から行列が光化門を出発して宗廟にはいり、チェサは13時から。中の客席は早くから並んでチケットをゲットしないと入れないよう。仕方ないので門の横に設置されたスクリーンで鑑賞。昔の姿そのままの踊り。これを昔の王族が同じ場所で何百年も前に見ていたと思うと感動的でした。チェサはおよそ2時間にも及びました。

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