基本紹介編集履歴
1/3
ムセオ・デル・ハモンというバルは、結構な有名店のようですね。ガイド・ブックにも載っているし、テレビ番組でも見たことがあるし、インターネット上でもいろいろな方が情報を載せてます。手頃な値段で食事もできるようなので、プラド美術館での鑑賞を終えた後、こちらのお店に行ってみました。 マドリッド市内には、この店の支店が何軒かあるようなのですが、私が行ったのは、プエルタ・デル・ソルの東、サン・ヘロニモ通りとビクトリア通りの交差点にある店です。 店は一階が生ハムなどの売店(?)と立ち飲みバーみたいになってまして、二階にテーブル席があります。店の扉の前と二階への階段のところにはメニューが出てました。まずはメニューを確認。一番上に"MENUDELDIAMIERCOLES"とあります。最後の"MIERCOLES"は意味が分からなかったのですが、"MENUDELDIA"が「本日の定食」であることは予習してあったので、大体これに決定。値段も8.1ユーロ(1100円くらい)とお手頃だし、前菜とメインとそれぞれ選ぶことができます(ちなみに、後で調べましたが、"MIERCOLES"は「水曜日」という意味でした)。 とりあえず二階へ上がって座席を確保。二階は結構広いですし、私たちが到着した14時過ぎにはまだ余裕がありましたが、その後、結構テーブルが埋まってきました。さすが有名店だからかでしょうか。テーブルについて、再度メニューで内容を確認。注文するのは、日替わり定食にするとして、一皿目と二皿目をそれぞれ何にするか。ちょっと記憶が定かでないのですが、英語のメニューは無かったような気がします。少なくとも私は、スペイン語のメニューしか見かけませんでした。乏しいスペイン語の知識を総動員して、注文する皿を検討します。前菜は、5種類ありまして、1.パエリア、2.生ハムメロン、3.ガスパチョ、4.?、5.前菜の盛り合わせ、と判断しました。4.は"RepolloRehogado"とあったのですが、全くわからず。後で調べたところでは、恐らく「キャベツの炒め物」のようです。私たちは、日替わり定食に追加して、せっかくの生ハム専門店だから、別に生ハムを注文しようと思っていました。したがって、2.の生ハムメロンは却下。5.の前菜の盛り合わせにも生ハムが含まれている可能性があるし、聞いてもなおさら分からないので、却下。1.のパエリアは前々日に吐くほど食べたので、却下。4.は分からないので却下。というわけで、消去法で安全策の3.ガスパチョに決定。 メインは4種類から選べたのですが、1.?、2.?、3.?、4.多分、鶏、という感じで、さっぱりわからず。まあ、別になんでもいいんですが、3.が"BacaladitosFritos"となっていて、"Bacaladitos"は分からないが、"Bacalao"は予習でタラということを知っていたので、なんか魚じゃないかと推測しました。"Fritos"はフライなので、たぶんタラに類する魚のフライだろうと。スペイン料理の量の多さを警戒していた私は、魚は量が控えめじゃないかと思い、これを選択。ちなみに、1.は”SolomilloalaPlancha"、2.は"CodornizalAjillo"で、それぞれ、サーロイン(ってビーフのこと?)とウズラでした。 これに追加で、生ハムを一皿(15.5ユーロ、2100円くらい)注文。それに飲み物は、お決まりのサングリアを注文。飲み物とパンは日替わり定食の料金に含まれてます。 で、出てきたのが下の写真。まあ、ガスパチョは予想通りですが、二皿目も、予想通り魚のフライでした。でも、これ何ていう魚? 今だに分からず。 ま、味の方は特にどうってことないんですが悪くないし、お値段的にもお手軽に利用できるし、店の雰囲気も気取らず気張らず利用できる感じで、いいんじゃないでしょうか。心配していた料理の量ですが、少なくとも私が注文したものに関しては、標準的な日本人にとって無理なく食べられる程度の量でした。支払いは、二人で、31.7ユーロ(4200円くらい)。 食事を終えて、一階に下りるとカウンターは立ち飲みのお客さんでいっぱい。