楽しみ方編集履歴
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・入場料
一般:17ポンド/学生:14ポンド
コース紹介
ロンドン塔外観 ロンドン塔といえば監獄のイメージばかりが先に立ちますが、もともとは国王が居住する王宮としての役割を果たしていました。1078年にウィリアム1世が 要塞の建設に着手し、4代目のイングランド王であるヘンリー3世の治世(1216年 - 1272年)に完成をみました。 |
Lanthorn Tower
ロンドン塔は造幣所や動物園でもありました。1847年にロンドン動物園が開園するまでは、敷地内に珍しい動物が飼育されており、一般にも開放されていました。 |
Queen's House ロンドン塔で現在も飼育されているカラスにも伝説があります。17世紀後半、増殖し続ける野生のカラスを嫌ったチャールズ2世は駆逐を考えたていました が、占い師は「カラスがいなくなるとロンドン塔が崩れ、ロンドン塔を失った英国が滅びる」と予言しました。それ以来、ロンドン塔では、一定数のカラスを飼 育する風習が始まりました。 このカラスは、Raven(レイバン:ワタリガラス)という種類で、そのへんにいるものと比べるとかなり大きいのが 特徴です。しかしながら私は、レイバンを見ても所詮はカラスにすぎないと思ってしまいます。悪さをする懲りないカラスを日本で飽きるほど見てきたせいで しょうか。 |
テムズ川のほとりで眺めるホワイト・タワー ロンドン塔は身分の高い政治犯を幽閉したり、処刑したりする監獄の役割を果たしていたことはあまりにも有名です。ヘンリー8世の 二番目の妻であるアン・ブリンもここで処刑されました。ロンドン塔の中核をなすホワイト・タワーの地下は、牢獄として使用されていましたが、現在では、こ の建物で武器や武具に関する展示が行われています。私としては、ここで処刑された人々や拷問に関する資料を展示してほしかったのですが、悪趣味でしょう か。そして、アン・ブリンの亡霊によるガイドツアーなどがあれば最高なのですが。 |