基本紹介編集履歴
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全長5.7キロの世界遺産でありながら、市民の憩いの場でもある水原華城!
華城(ファソン)は、朝鮮王朝第22代王が1796年に完工させたもので、全長5.74kmの城郭と、その要所要所に門や砲台,櫓や訓練所などが整然と配置された建造物の集合体である。東側に蒼竜門、西側に華西門、南側に八達門、北側に長安門などの4大門を作り、暗門4、水門2、敵台4、空心3、烽1、舗楼5、将台2、角楼4、砲楼5などの多様な構造物を適切な規模で配置しているなど、初期産業社会の軍事要塞として優れた
工学的な技術だった。1950年に勃発した朝鮮戦争により楼閣の多くが破壊されてしまったが、1975年から5年の歳月をかけて修復工事が行われ,1997年に世界文化遺産に指定された。
現在華城は,観光の目玉であると同時に,市民の憩いの場ともなっている。
城郭の上を散歩したり景色を見に来たりしている人も多い。城郭の内側や外側では人々が普通に生活している。
【水原華城の拠点「八達門」】
ここは古い城郭都市の中心のようになっていて門の周りがロータリーのようになっていてちょっとした凱旋門。
どことなく西洋風なにおいを感じる門である。
【ツアー情報】
ツアーによっては一部のみの見学だったり、一周するものもあったりと、ツアースケジュールによって見学時間が違うらしい。
世界遺産の華城のある街、水原では10時と14時からの1日2回水原シティツアー(大人 8,000W、月曜休み)が行われる。
14時のツアーに間に合うように12時過ぎには水原の観光案内所に到着したのだが、今日のツアーは既に受付終了とのことだった。