仏国寺

Bulguksa

プルグッサ

불국사

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代理投稿さんのMyノート

2008-11-28 17:49 編集

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【体験談】

 

チケットを買って(W4000)、早速中へ。
四天門というのがあり、四天王が奉られています。
本殿にあたる大雄殿。境内には塔があり、これが珍しい形状だそうです。
写真は撮れませんが、本堂内には、金色に輝く仏像と、天井には装飾が施されています。一見の価値ありです。

 

 

バス停から、アイスやおやつを売っている出店の間を通り抜け、15分くらい登り坂を登ると門に辿り着く。門をくぐり、鹿も人もいない春うららかな公園を横目に新緑やお庭を愛でつつ10分程歩いていくと天王門。日本の四天王とはかなり形相が違って愛嬌がありますね。

さらにもう数分歩き進むと、大雄殿境内。

境内までこんなに遠いお寺は今までお目にかかったことがありません。そしてこのカラフルな提灯は何か特別な意味でもあるんでしょうか。日本の寺院にない色合い。そこはかとなく平安を偲ばせる、、と思ったら、平安と同時期の建造物。国は違えど、時は同じ。文化は流れる。どこかで見たことのあるモチーフ。新羅時代最盛期、仏教芸術の粋。

 

新羅時代に創建された世界遺産プルグクサ(仏国寺)は荘厳な門だ!
漢字で佛国寺と書かれた門は柱だけが支えている頭でっかちな門だ。その門をくぐると次ぎに四天王様が恐ろしい形相で検番をしている。四天王様の許しを得て前に進むと観光案内などでよく見る大伽藍の前に出る。新羅美術の極致と言われる双塔、釈迦塔と多宝塔もしっかり撮影した。釈迦塔の前に立ってお参りすると釈迦塔の明かり立ての窓からお釈迦様が拝顔できるという位置まで教えてくれた。 去年の12月に訪れた場所を季節を変えてまた来れたことにとても感激しました。

 

 

思っていたより立派なお寺で、さすが世界遺産に指定されているだけのことはあるわ~って感じで、日本人観光客も結構いらっしゃいました。
パンフレットをもらい、境内を散策。思っていたより広かったのであっという間に時間が経ちます。とは言え、最盛期の大伽藍は現在の10倍の大きさだったようで、とても歩き切れません。

 

おいら達は慶州観光のメインイベントの仏国寺へやって参りました。仏国寺は石窟庵から少し山道を慶州市街に戻ってきた場所にある古刹なのですが・・・
おいらが想像していたよりも遥かに立派なお寺でかなりびっくりしました。この仏国寺は石窟庵と同じく世界遺産に認定されている古刹なのですが、韓国の国宝をかなりの数保有している事もあって何か法隆寺に似ている感覚があります。
仏国寺は751年に新羅の宰相金大城が現世の親を思い建立されたという石窟庵と裏表の意味合いを持ったお寺なのですが、石窟庵が洞窟の中にお堂や仏像があるのと異なってどちらかと言えば日本にある飛鳥時代の建築様式に似ているようでした。
こちらは山深い場所にあるだけにかなり寒く、池が完全に凍りついている。

仏国寺は韓国でも屈指の古刹、そして屈指の観光地の為かかなりの人手がありました。かなり山深い場所にあり、入り口に来た時はそうも感じなかったのですが中に入って来ると凄い人出・・・
以前法隆寺篇(奈良の書庫の中にあります)でも感じたのですが、ここ仏国寺に来て思ったのは日本と韓国はかつては同じ国家群として存立していたのではないか?という事・・・
今日の国籍に縛られている人々とは違い、古代人々はそれぞれが暮らし易い地域で好きな様に生活していた・・・今日自由を満喫する為と世界中に広まる民主主義。
自由とは何か?その意味を古代のダイナミックなアジアを思うに付け感じてしまうおいらなのです。

 

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