イタリア文化週間

Settimana della Cultura

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mmnowhereさんのMyノート

2010-12-23 12:00 編集

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イタリア文化週間4月16日から25日までイタリアでは芸術週間、公立の美術館や博物館が入園無料になります。ローマって意外と観光コースの中に美術館や博物館が入っていない。サンピエトロ、コロッセオ、スペイン広場・・・と見なければいけないものが沢山あるので、美術館へ行ってる時間はないのかも。というわけで、ローマの美術館めぐりはローマ在住の人間の特権です。今年の芸術週間の期間は長かったせいか、かなりたくさんのスポットに行くことがでました。月曜日にエレーヌと近代美術館へ。水曜日はバルベリーニ美術館と国立博物館(テルメ博物館)、土曜日は国立博物館別館のアルテンプス宮とクリプタ・バルビへ。そして最終日の日曜日はニヴェスと国立美術館マッシモ宮と動物学博物館(Museodizoologia)、同じくボルゲーゼ公園内にあるPietroCanonica博物館へ。こうやって挙げてみると、やっぱり若干インパクトに欠けるっていうか、マイナーっていうか。まあタダだからしょうがないけど。ローマ3泊って人には決してオススメできないけど、ゆっくりローマ滞在できるなら、ぜひ。ローマの近代美術館はパリのオルセーとは比べ物にならないですが、メジャーな作家のマイナー作品が楽しめます。モネとかゴッホなどの印象派の作家からカンジンスキー、クリムトなどなど。あとよくわかんない現代アートやエキジビジョン。ここのいいところは、ずばり「誰もいない!」芸術週間で入場無料なのに、ま~あ誰もいない!ボルゲーゼ公園の端っこにあるからですかね?ということで、モネやゴッホの作品をひとりじめできます。素敵でしょ?かたやバルベリーニ美術館は街の中心にあるのですが、やっぱりすいてる(笑)。誰もいないわけじゃないけど、平日はガラガラ。ガイドブックによると目玉はラファエロが自身の恋人の肖像を描いた「LaFornarina」ですが、私的には見どころは、ベアトリーチェ・チェンチの肖像かな。フェルメールの「真珠の耳飾り」と見比べるとおもしろいです。私はベアトリーチェ・チェンチの方がかわいいと思うな。4つの国立博物館は、共通パスでまわれるようになってます。オススメはアルテンプス宮。ナボーナ広場からすぐなので観光のついでに寄れるし、建物自体もかわいい。あと、テルメ博物館は回廊がすてきでした。どれもこれも本当に人がいないので、バチカンやコロッセオの人ごみに疲れた人にはいいかも。贅沢な時間が過ごせます。zoologiaは前から行きたいと思ってたんだけど、行ってよかった。楽しかった!昔から動物のはく製を見ると軽い恐怖心を覚えるんだけど、怖いものみたさというかなんというか、むしょうに惹きつけられる。そしてはく製の前で、そばにいた子供を押しのけて(うそ)ばかな写真をたくさんとってしまった。zoologiaの後、ボルゲーゼ公園を散歩してたら、MuseoPietroCanonicaなるものを発見。ここもタダかな?と軽い気持ちで覗いてみたら、やっぱりタダとのこと。ピエトロ・カノニカっていう彫刻家が住んでいた家を美術館として公開してるらしい。彼の仕事場や居住スペースが当時のまま保存してあって、楽しかった。特に仕事場はかっこよかったな。(写真)とまあ、一年分の芸術鑑賞をここ一週間でした感じですが、たぶんこんな機会でなければ知ることがなかったであろう、ちょっとマイナーなローマが発見できてよかったです。来年はどこに行こうかな?

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