基本紹介編集履歴
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エメラルドに輝く仏像でも有名な王宮「ワット・プラケオ(エメラルド寺院)」!
1782年、ラーマ1世がバンコクへの遷都と同時に、王朝の守護寺、護国寺として建設が始まった。本堂にはエメラルド色の仏像を祀っているため「エメラルド寺院」とも呼ばれる。こちらタイの3大寺院の1つ。本堂内部は撮影禁止で、靴は脱がなければならない。また、肌や体の線を露出するような服装では入場できないので、服装には注意しよう。仏像の名前はラタナ―コ―シンで、現王朝の別名ともなっている。大きさは幅48cm、高さ66cmと小さく、実際にはエメラルドではなく、ヒスイで出来ている。これは中国南方のヒスイといわれている。本尊の両脇にはラーマ3世がラーマ1世、2世に捧げる高さ3mの仏像が置かれている。向かって右が1世仏、左が2世仏だ。3、7、11月に取りかえられるという衣は、コイン博物館にある仏像の複製で確認することができる。そして、本堂内の壁には仏陀の生涯の話や極楽、地獄、現世の三界図会が描いてある。この仏像は16世紀中ごろから18世紀後半までの約200年の間、ラオスの首都にある寺院の本尊だった。そのため、ラオスにおいてもこの本尊は重要とされているのだ。