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標高差は2200mを行く森林鉄道
台湾には玉山(新高山)3900m超の山がある。その山をスパイラル鉄路やスイッチバックを繰り返して登って行く阿里山森林鉄道3時間半。阿里山森林鉄道は全長70km、時間は3時間半かかり標高差はなんと2200mもある。阿里山森林列車は別名阿里山登山鉄道とも呼ばれ、日本統治時代に阿里山ヒノキなどの豊富な森林資源の輸送を目的に1906年から工事を開始し、1916年に完成した。日本の神社の巨木もここから運ばれたものが少なくないそう。
また、渓谷を見おろす雄大な景色もすばらしく、上るに従い熱帯林、亜熱帯林、温帯林となっているため、各層の植物の違いがみられるのも面白い。阿里山鉄道の祝山線には、ご来光の時間に合わせて深夜に運航される列車が毎日一便運航されており、日の出を見られるのもいい。日の出の40分後には列車が出発する。