シンガポールのMRT

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16/21

今ではすっかり庶民の足シンガポールの地下鉄

シンガポールの地下鉄は、台湾と同じくMRTと言う。以前は、MRTがなく、現在ではすっかり庶民の足となり、システムも台湾とほぼ一緒。シンガポールっていう国は日本の淡路島くらいの面積しかなく、鉄道網っていっても日本の距離感覚でいえば市営地下鉄路線くらいの距離感覚に近い。このMRTは、3つの路線に加えて建設中の黄色い路線(路線図には描かれていない)を加えて計4路線ある。シンガポールは全体的にキレイな国だったから、MRTの中もすごくキレイで治安の悪さを感じる事はないはず。他の国みたいにいきなりストリートミュージシャンが乱入して小銭をセビるなんてこともない。シンガポールに着いた外国人の多くは、チャンギ空港駅を最初に見るわけだけど、実にキレイ。
切符は、券売機でお金を入れると券が出てくるが、これは台湾の方が色々柄があって可愛い。でも、このチケットの面白いところは、コカ・コーラのビンのように下りる駅でチケットを券売機に戻すと、一ドル返却されるとこ。これから旅行に行かれる方は、一ドル返してもらうことをお忘れなく。
電車が来るまでの時間を示すテレビも、飲み食い禁止な所や、車内も台湾に似ていている。ホームはスクリーンドアがついているので空気が外に逃げないし、万が一の事故もなくなるし良い。シンガポールの地下鉄は飲食禁止、マナーばっちりという 噂。降りる人が先で、次が乗車 の人なのは日本と同じで、列車のシートはプラスチック製で一人ずつのくぼみがある。そして、日本と同じような優先席もあり、ドアから入った部分中央には人がつかまれるようなポールが立っている。電車の中は静かだし清潔。朝夕の通勤時はかなり混み、暑いシンガポールにおいては、冷房完備のMRTはある意味オアシスとも言える。駅も冷房が効いてるし(地下にある駅はね)、暑さにウダッたら、とりあえずMRTに逃避しよう。

たくさんの人種がいるシンガポールなので、日本人もまぎれてし まい目立たない車内。中の表示も、シンガポールの国民性を示しているように、英語以外の言葉でも書かれていたりする。他にも、電車の中、注意書きもいろんな言語で書かれ、もちろん電車の中にいる人達もいろんな人種。会話もいろんな言語が混ざっていてとてもおもしろい。 でも、まだ路線が数少なく市内を網羅している、とは言いがたい状況。何年後かには、もっと多くの路線が通ると良いが、日本みたいにタクシーが高い訳ではないので、それが助けになっているかもしれない。ちなみに、車両は全部日本の某重工業製らしい。

 

 ・利用方法

①駅についたら券売機に並んで、画面表示の中の行きたい駅をタッチ。

②金額が表示されるので、お金を入れる。(※チケットはデポジット制になっていて、料金は本来の料金に1$上乗せされている)

③チケットが出てくる。
④チケットを自動改札機の手前のセンサーにタッチすると、ゲートが開く仕組み。日本のスイカ(Suica)等と同じ。
⑤ホームに降りて電車が来たら乗り込む。ホームは透明の壁で線路と完全に仕切られていて、電車がついたらお互いのドアが開く(スクリーンドア・ホームドア式)
⑥目的地でも改札口を出る時にカード(切符)でセンサーにタッチ。
⑦改札を出て券売機に再度ならび、ReturnDepositを押し、カードを入れると、1$が戻ってくる。

※もし(料金不足などで)ゲートが開かなかったら、人がいる窓口を探し、カードを差し出すと、足りない料金が表示されるので、お金を払う。係の人が足りない金額をカードにチャージしてくれ、それで改札を出られる。英語しゃべれなくてもカード差し出せばOK。改札を出た後は、同じようにデポジット料金を返却。

※手元に残ったカードは次に使う時に料金を入れれば再度利用できるのか?と思うが、このスタンダードチケットはできない。一回分ずつ、買っては返却を繰り返すをしなければいけないよう。もちろん、スイカ(Suica)と同じ様なチャージ式のカードもあるよう。カードは乗降関係なくどの駅でもデポジットできる。 

 

 

 

*MRT/豆知識
MRT(Mass Rapid Transit)は、シンガポール島内を一周しているコンピュータ制御の電車。

都心を走るときは地下鉄となり、郊外を走るときは高架線を走るようになっている。

 

 

・マナー
日本でも一般常識的なマナーは一緒だが、シンガポールは罰則金がある。

シンガポールの街、全体的にそうだけが、MRTにおいても統制と管理は厳格なのである。
・飲食禁止…違反者には、S$500(約3万円)の罰金。

・可燃性のガスや液体を持ち込み…S$5000(約33万円)罰金。

・車内禁煙…S$1000(7万円弱)の罰金。

暑い国だし、日本的感覚ならペットボトルで水やお茶飲むくらいは、ありだろうと思うけどダメなので要注意。

・電車賃
路線図の金額に保証金S$1・0をプラスした金額。保証金は、降りた駅で精算すれば戻ってくる。

また、改札を通ったらそこから4つ目の駅までは、40分以内に出る時間制限つきとなっている。時間を超過すると、S$2.0が徴収されると、普通に乗っていたらまずこれはありえないが。
 

・MRTの路線
East-West Line(東西線)
North-South Line(南北線)

North-East Line (東北線)

Circle- Line(環状線)乗りたい路線の色と、行きたい方向の終点の駅を覚えておけばまず大丈夫。

 

・シンガポール・ツーリスト・パス

これは1日・2日・3日乗り放題期間を選べるパスで、3日が過ぎると普通のチャージ式カードとして使えるという優れ物。しかし、どの駅でも買えるわけじゃなさそうだから、事前に確認する事。ただし、このツーリスト・パスにも10S$のデポジットが加算されてることをお忘れなく。この払い戻しは5日以内にやらないといけない。チャンギ空港駅でも払い戻し出来るので帰国直前にすると良いかも。 

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