基本紹介編集履歴
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盧武鉉前大統領行も常連さんである参鶏湯専門店!
サムゲタンは韓国の代表的スープで、若鶏もしくは丸ごとの鶏の腹を割いて、その中にもち米、栗、干しナツメ、高麗人参、松の実など薬膳料理の食材を詰め合わせた後、それを長時間煮込むのです。
こちらのお店はテレビの旅行特集などでもよく紹介されているお店です。
それだけに観光客慣れしているお店かなと予想していたのですが、なんと、この行列に並んでいるのは韓国人!
旅行者の姿も見受けられますが圧倒的に韓国の方がたくさんいて行列でまっています。
盧武鉉前大統領行きつけの店として知られるせいか韓国の人でも並んででも食べたいお店のようです。
店内は広く、お店の回転もいいです。なんといっても韓国人はせっかち。
お食事はゆっくり・・・というお国柄ではないようでどこのお店でも回転速いです。
なので待ち時間もそれほどではなく店内に通されました。
座って待っていると、お茶と高麗人参酒と思われるお酒が!飲んでみると高麗人参の風味が口中に広がります。
おちょこのサイズなのですが半分でギブアップ。
さて本題のサムゲタンですが、普通の鶏肉と烏骨鶏(うこっけい)が選べます。周りがみんな普通の鶏肉を注文しているので私たちもそれにしました・・・というか強引にそうなりました!
一人一鍋食べるようです。一鍋12000WON(約1400円)で日本で頂くのと比べると格安です。
鶏はよく煮込まれていて肉がほろほろとほぐれ、スプーンだけで食べることができました。スープはとても優しい味です。鶏のお腹からお米や栗やなつめ、高麗人参が次々と表れるびっくりフードです。でも段々と皮や内臓や骨や、、、グロテスクな部分もあらわになってきて、完食はできませんでしたが、体が温まるスープでした。
サムゲタン(参鶏湯)。若鶏の腹にもち米、栗、ナツメ、高麗人参、松の実などの
食材を詰め合わせた後、長時間煮込んだスープ料理。8月の暑い日が続く頃、韓国ではサムゲタンは夏のスタミナ食として食べるそうです。つまりは、日本で土用の丑の日に食べるうなぎの役割ですね。
スープがお味噌を溶かしたように濁ってるのわかります?でも、飲むと、さっぱりしたとんこつスープのような味が口いっぱいに広がる。鳥なのに、このコク。これが、本当のサムゲタンなんだ!って味!
付け合せのキムチも美味。古い韓国の伝統家屋を改造したレストランの内部はこんな感じです。
食べ応えがあって、最高に美味しいサムゲタン。
お願いしてからすぐにグツグツ煮えたぎった参鶏湯が出てきました。鶏肉を丸ごと調理してるんですね。中には、もち米、ぎんなん、なつめ、高麗人参などが入ってました。スープが濃厚にみえますが、案外さっぱりしてます。
こちらが参鶏湯本体。熱々のスープにほんの少し塩を入れて味を調節して、一口。うん、こってりしていてなかなかに深い味だ。うん、これを食べたかったのでつ。
中の若鶏も引き上げて、小皿の上で解体する。ちょっと塩を付けて、ついでにスープも絡めて食べると、実に美味しい。食べるのに手間がかかるが、それだけの価値はあると思う。詰められている餅米もスープと一緒に食べて、満足なのです。
12000ウォンとちょっと高めだが、ソウルに来たからにはこれを食べておかなくては♪