基本紹介編集履歴
19/22
東大門にあるタッハンマリ屋さん。座席は約200席!それでもいつも満員です。
韓国の鍋料理といえば辛くて赤いイメージがありますが、実は水炊きがあるのをご存知でしょうか?タッハンマリと言う直訳すると鶏一匹と言う料理は、名前の通り鶏を丸々一匹鍋にスープの中に入れ野菜と一緒に煮込んで食べる韓国水炊きです。鶏がらがしっかりと付いたスープに、歯ごたえある鶏肉とシンプルな野菜達の合性が最高に美味しく、また、ソースの作り方によっても美味しさが変わってきます。
そんな、タッハンマリと言えば、ソウルの東に位置する東大門の裏路地にあるタッハンマリ通りです。そこは、タッハンマリだけでなく美味しい食堂が集まった「美味いもん横町(モッチャコルモッ)」でもあります。そんな一角にある「チンオクヘ・タッハンマリ」も、地元民から観光客から絶大な人気を集めているお店です。
約30年の伝統ある「チンオクヘ・タッハンマリ」は、陳玉華おばあちゃん(ハルメ)が貧困時代に家族を守るために開いたお店です。タッハンマリが、まだ名の知れなかった当時は、食べに来る人も少なく鶏一匹を、手に入れるのも苦労したそうです。しかし、いつしか行列が出来、噂のお店となり、世界中のメディアから注目され、今やタッハンマリのお店の中でも一番の有名店になりました。お店は、2009年にリニューアルされ外観から店内までとっても綺麗です。席も、テーブル席から座敷、テラスと約200席程あります。どの時間帯でもお客さんが入っているので、常に賑わっています。メニューは、勿論、自慢のタッハンマリ1つで、新鮮な材料と品質良いものだけを使っています。タッハンマリは、食べるだけでなく煮る間の時間もソース作りにと、有効に使うのが美味しい食べ方です。また、野菜や餅(トック)の追加や占めのカルグクスも必須メニューです。
今では、タッハンマリ通りと出来る程、たくさんのお店が並んでいますが、約30年の伝統タッハンマリを食べれるのは、陳玉華おばあちゃんの看板が目印の「チンオクヘ・タッハンマリ」だけです。