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韓国の新幹線~KTX~
ソウルから釜山への移動も楽々移動~KTXが走行する前には4時間20分もの時間がかかるため、旅行者にはソウル~釜山の移動時間がなんとももったいない時間でした。
しかし、KTXが運行され、運行時間が2時間も短縮されたということで旅行者の力強い味方となってくれるKTX!に乗って時間を有効利用しましょう!
KTXの事業計画が策定されたのは1990年、2年後の92年6月に着工し、国家予算の約2割に達する総額22兆ウォン(約2兆円)の費用かけて、2004年4月1日から待望の運行が開始されました。
列車の運行系統は、韓国の鉄道のメイン・ルートとも言えるソウル-大田(テジョン)-大邸(テグ)-釜山(プサン)の京釜高速線と、大田から西南方向に分岐して益山(イクサン)、光州(クワンジュ)、木浦(モッポ)へと至る湖南高速線の2系統となっています。
列車の運行系統は、韓国の鉄道のメイン・ルートとも言えるソウル-大田(テジョン)-大邸(テグ)-釜山(プサン)の京釜高速線と、大田から西南方向に分岐して益山(イクサン)、光州(クワンジュ)、木浦(モッポ)へと至る湖南高速線の2系統となっています。
現時点で完成している高速新線区間は、ソウルから17.7km南の始興(シフン)分岐から大田、東大邸へ至る約220kmで、2010年にはさらに延長される予定(京釜高速線のほぼ全線)で、例によって沿線各地では駅の誘致合戦が激しく繰り広げられているのだとか。
KTX開業までセマウル号で4時間20分を要していたソウル-プサン間441.7kmは現在2時間40分、高速新線延長後はさらに2時間10分まで短縮される。
車両はフランスのTGVに似た感じ、というよりTGVそのもので、それもそのはず、フランス・アルストム社製のコリアン・カスタム仕様です。編成は、両端が電気機関車で、18両固定編成の客車を挟む20両編成となっていて、さらに機関車の次位の客車は電動車になっています。日本式に記号で表すと、以下のようになるでしょうか。L-M-16T-M-L
ちなみに1編成全体の長さは388.104mで、JRの700系新幹線16編成404.700mより若干短くなっています。「KTX」とは「Korean Train eXpress」の略。 ロテム社は、現代精工、大宇重工業、韓進重工業各社の鉄道部門が合併して設立されたKOROS社が2002年1月に社名変更したもの。韓国最大の鉄道車両メーカーとなり、海外にも納入実績を持つ。KTXの車両は、当初の12編成がアルストム社製で、その後の34編成はロテム社によるノックダウン生産。
週発 | 到着 | 時間 | 値段 | |
平日 | 週末 | |||
ソウル | 天安牙山(チョナンアサン) | 0:39 | 12,700ウォン | 13,600ウォン |
大田(テジョン) | 1:00 | 21,400ウォン | 22,900ウォン | |
東大邱(トンテグ) | 1:50 | 38,400ウォン | 41,100ウォン | |
蜜陽(ミリャン) | 2:21 | 43,000ウォン | 46,000ウォン | |
釜山(プサン) | 3:00 | 47,900ウォン | 51,200ウォン |
週発 | 到着 | 時間 | 値段 | |
平日 | 週末 | |||
ソウル | 西大田(ソテジョン) | 1:00 | 21000ウォン | 22700ウォン |
益山(イクサン) | 1:56 | 29600ウォン | 29600ウォン | |
松汀里(ソンジョンニ) | 2:48 | 37500ウォン | 37500ウォン | |
光州(クァンジュ) | 3:07 | 38400ウォン | 38400ウォン | |
木浦(モッポ) | 3:27 | 43300ウォン | 43300ウォン |