基本紹介編集履歴
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マレーシアのひんやりスイーツといえば,アイス・カチャンだ。これはいわゆるマレーシア風かき氷のことだ。豆(カチャン)や細切りゼリーののった氷に甘いシロップがかかっている。これらをかき混ぜて食べるのは韓国のカキ氷と似ている。日本のカキ氷は,シロップと練乳だけで固体が入っていないので混ぜる必要もない。 セントラル・マーケットの2階にはフードコートがある。けっこう広い空間で,中華,マレー,インド,イタリア,日本料理が味わえるが,デザート系も充実している。腹もそれほどすいていなかったので,ここらでアイスカチャンでも食べておこうと,中央にあるドリンクスペースでオーダーした。店の人がカキ氷の上にいろいろとトッピングをしていく。支払いはそれぞれの店で行い,テーブルはどこでも自由だ。見た目派手な色彩のカキ氷で,日本と根本的に違うのは豆などの具がのっていることだ。このへんは台湾,香港,ベトナムなどと共通する。氷に赤や黄色の色が付き,すでに具がその中に混ざっている。氷の割合が多いので,かき回しても,何が入っているのかわからないが,食べているうちに量が減り,氷が解けてきると,こんなものが入っていたのだと気づくのは,それで楽しいというものだ。