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安東地元の人がお勧めする30年伝統チムタク専門店
安東の名物といえば、“塩サバ”そして“安東チムタク”!
チムタクとは、一度火を通した鶏肉に、じゃがいも、人参などの野菜とタンミョン(春雨)、ピリ辛唐辛子を加え、醤油ベースの甘辛ソースと水を入れて高温で煮詰めた料理のこと。
安東は、チムタク発祥の地と言われ、安東に行ったら食べておくべき郷土料理として位置づけられています。
安東チムタクの由来?
安東はその昔、士大夫と呼ばれる上流階級が住む富村があったところで、慶事があるごとにチムタクを食べていたそうです。当時のチムタクは、辛味がなく至って淡泊な味だったそうですが、1980年にチムタク通りで材料を加え、辛味を追加するようになって現在の安東チムタクが完成したそうです。
安東駅から歩いて10分~15分のところ、安東小学校の裏側に安東旧市場があります。
安東旧市場は、別名「チムタク通り」とも呼ばれており、市場の入口から約30軒程のチムタクのお店がずらりと並んでいます。安東でチムタクを食べるなら、チムタク通りに行けば間違いありません!
地元の人がお勧めするチムタクの美味しいお店「キムデガム」
チムタク通りの中でも、韓国の各種ブログで「地元の人が良く行くお店」、「地元の人がおすすめしてくれたお店」として紹介されている人気店が「キムデガム」。
キムデガムは、(社)韓国調理師中央会の安東チムタク名人1号に指定されています。
キムデガムの店内
キムデガムは、市場の一角に入口があり、2階に上がったところが店内になります。お座敷の席のみで、韓国の伝統居酒屋のような雰囲気です。
メインメニューはやはりチムタク!
キムデガムのメインメニューはチムタク!鶏1羽から注文が可能で、2~3人前のボリュームがあります。
ソウルで食べるチムタクより鶏肉も野菜も春雨も圧倒的に量が多く、そのボリュームにまず驚きます。
・チムタク 1羽 25,000ウォン(2~3人前)
韓国では珍しく、おかずが一切無く、付いてくるのは「大根の酢漬け」のみというシンプルさ!
韓国でフライドチキンのお店に行くと出てくる、角切りの酢漬け大根が出てきます。
チムタク自体がかなりの辛さなので、大根の酢漬けを中間に食べると、辛さが幾分和らぎます。
キムデガムのチムタクは、鶏肉が柔らかくてジューシーです。また、人参もじゃがいももソースが良く染み込んでいて、どれも美味しく味わえます。
キムデガムのチムタクは一味違う?秘伝の醤油ソースが秘訣!
そんなキムデガム秘伝のソースの味を200%楽しむためには、ご飯を頼んで、ソースと混ぜて食べるのがお勧め!お腹が一杯でも、お代わりがしたくなるほど、ご飯が止まらなくなるおいしさです。
・ご飯 1,000ウォン
キムデガムに行く方法
河回村からの行き方
河回村から安東チムタク通りに行くなら、46番バスで「安東小学校」停留所で降ります。
停留所から対角線側、信号を渡ったところに、安東小学校があります。
安東小学校の脇の道を通って突きあたりが安東旧市場です。
市場に入って、まっすぐ進み、十字路に分かれるところで、左側に進むと、右斜め前方にお店があります。
※注意事項※
キムデガムは食事時は大変混んでいます。
注文をしてから料理が出てくるまで30分待機が基本で、1時間まで待つこともあります。
あらかじめ、スケジュールに余裕を持って行くことをお勧めいたします。