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アジアのハブ空港、仁川国際空港
金浦空港に代わる国際空港として2001年3月29日に建設された仁川国際空港。永宗島(ヨンジョンド)と龍遊島(ヨンユド)二つの島とその間の海を埋め立て、1992年に着工し、8年4ヶ月の時間と7兆8000億を投資して建設されました。金浦国際空港のほうは周囲に居住地が多いため、飛行機の離着陸時間が制限されていますが、仁川国際空港は都市と離れているため、24時間運行できるところも便利な点として評価されています。
東北アジアのハブ(拠点)空港と言われるだけあり、施設・サービスともども世界最高の空港として毎年選ばれています。スイスのジュネーブに本社を置く「国際空港評議会」(ACI)が選出する「空港ランキング」総合評価部門では4年連続「世界最優秀空港賞」を受賞しました。
国内線、国際線どちらも運行していますが、国内線はほとんど金浦空港に移行し、仁川国際空港では国際線がメインとなっています。地下1階から地上4階まで、全部で5層になる建物は1階から4階までが全て吹き抜けになっているため、とても広々と感じます。地下1階は空港鉄道 A'REXと繋がっているだけでなく、銀行や薬局などのお役立ち施設と飲食店、お土産施設があります。1階は到着ロビーなので、入国する際に必ず通る場所です。ここで両替や携帯レンタルができます。外にはバス、タクシーが完備されています。2階はビジネスセンターやラウンジ、郵便局があります。3階は出国ロビーで、チェックインカウンターが270台、パスポート審査台が120台あり、スムーズに出国手続きが済ませられるようになっています。4階は各種の飲食店が集まっているので、時間が余ったときなどは、こちらでごゆっくりお食事をどうぞ。外国航空会社専門の搭乗塔「コンコースA」が出来てからは、JALやANAなど日本の航空会社を利用して出入国する場合、スターライン(空港内列車)に乗って移動しそこから搭乗します。中には免税店、飲食店が完備されているので、出国ゲートを通った後も旅立つ時間まで楽しく過ごすことができます。