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仁川国際空港と金浦空港を繋ぐ 空港鉄道
2007年3月23に開通した仁川空港と金浦空港を結ぶ空港鉄道(Airport Railroad、A'REX)!走行時間は約30分、列車は一般列車(Commuter、各駅停車)と直通列車(Express、途中ノンストップ)の2種類が運行しています。運賃は一般列車が3,200ウォンで、直通列車は8,200ウォンです。一般空港バスが9,000Wだから、バスより低価なんです。一般列車の場合、座席が普通の地下鉄と同じで走行時間が33分、直通列車は走行時間が28分で座席が新幹線のようになっています。走行時間にはさほど差がありませんが、座席や設備の等級によって料金に差があるようです。
現在は仁川国際空港から金浦空港までの往復しか走行していませんが、2010年12月29日には、ソウル駅まで開通予定です。開通すると、ソウル駅までは一般列車の場合約54分、直通列車の場合約46分所要と、市内までかなり早く出られるようになり、快適で安く、渋滞がないから時間節約にもなってかなり便利ですよ!
ターミナルは仁川空港では空港内地下1階から連結されていますが、金浦空港は空港地下1階から連結されている地下鉄内からさらにターミナルへ移動します。チケットはプラスチック製のICカードで、記念に持って帰りたいところですが、改札を出る際に返すシステムになっています。T-moneyももちろん、使えますよ!券売機はデフォルトでは韓国語表示ですが、英語・中国語・日本語もあります。(2009年12月31日まで開通記念割引として8,200ウォンの直通列車が3,200ウォンで乗れます。)車内の案内放送も、韓国語・英語・中国語・日本語あるので安心です。
また、空港鉄道 A'REXは地下と地上を交互に走行します。途中地上に出るときに仁川空港と金浦空港の間に瀬戸大橋を彷彿とさせる大橋を通るので是非、見ておきましょう。干潮時には車窓(右側)に広がる干潟が絶景です。道路よりもさらに近いので、窓のすぐ外まで干潟が迫ります。ここの干満の差は世界一クラスなので是非、お見逃し無く!!
<施設案内(仁川国際空港 A'REXターミナル)>
仁川空港地下1階 A'REX改札 | 改札 | 改札横 インフォメーション | コンコース |
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![]() 地下1階改札手前右側にチケット自販機があります。 |
![]()
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![]() インフォメーションは英語が通じます。 |
![]() ホームへ続きます。 |
ホームへ続くエレベーター | ホーム | 自動ドア | 直通列車の車内 |
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![]() 内容を入力して下さい。 |
![]() 片側が「一般列車」片側が「直通列車」となっています。 |
![]() 安全のために自動ドアがついています。 |
![]() A'REXの車内です。2席ずつ2列で並んでいます。1人用の席もありますよ。 |
<施設案内(金浦空港駅)>
地下3階 仁川→金浦 ホーム | 改札 | 地下鉄5号線への連絡路 | 地下鉄金浦空港駅 |
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![]() 仁川国際空港からA'REXで来る場合、金浦空港駅地下3階のホームから出ます。 |
![]() エレベーターで地下2階にのぼったところで改札があります。 |
![]() 表示に従って地下1階に移動するとすぐ地下鉄5号線金浦空港駅です。 |
![]() A'REXから直接地下鉄に移動することが可能です。 |
![]() 空港鉄道A'REXへの連絡路 地下鉄5号線 金浦空港駅から繋がっています。 |
<きっぷ売り場>
一般列車のチケット | 直通列車のチケット | 交通カードもあります。 | 交通カードの種類 |
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![]() 日本語案内あります。 1.到着駅を選択します。 2.人数を選択します。 3.購入ボタンを押します。 4.現金、または交通カードを入れます。 5.チケットを受け取ります。 |
![]() 日本語案内あります。 一般と同じ買い方です。 |
![]() 改札手前左側に交通カードを売っている自販機があります。ストラップ型なので携帯するのに便利。もちろん、A'REXもこのカードで乗ることができます。 |
![]() 色んなキャラクターがあるのもストラップの魅力。お土産としてもいいですよね。 |
<路線図&運行ダイヤ>
![]() 路線図(停車駅) 仁川国際空港(インチョンクッチェコンハン)→空港貨物庁社(コンハンファムルチョンサ)→雲西(ウンソ)→黔岩(コマン)→桂陽(ケヤン)→金浦空港(キンポコンハン)
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![]() 運行ダイヤ 直通列車
5時:27分
6~21時:正刻(00分)に一本
21時で終電。
一般列車
5時:39分、51分
6~21時:3、15、27、39、51分
22時:9、28、46分
23時:6、26分、46分(終電)
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※2010年12月28日ソウル駅まで開通しました!!
ソウル駅から金浦空港を経由し仁川空港まで運行する仁川空港鉄道が完全開通した。ソウル駅と仁川空港駅からは、それぞれ29日午前5時20分に始発が出発。今回、開通したのは、総事業費2兆4811億ウォンを投じ、2004年1月に着工した、第2期区間のソウル~金浦空港駅(20.4キロメートル)。デジタルメディアシティ駅、弘大入口駅、孔徳駅(2011年末開通予定)、ソウル駅の4駅がある。第1期区間の金浦空港~仁川空港駅(37.6キロメートル)は2007年3月に開通済みで、仁川空港駅、空港貨物庁舎駅、雲西駅、黔岩駅、桂陽駅、金浦空港駅の6駅が運営中。第1、2期区間の全通で、ソウル駅から仁川空港駅までを43分間で移動できるようになった。永宗島など仁川北西部地域とソウル都心間の移動時間も、40~50分ほどに短縮された。第2期区間はいずれも乗換駅で、両区間全10駅のうち6駅で首都圏地下鉄に乗り換えが可能だ。また、ソウル駅では高速鉄道(KTX)に連結する。空港鉄道の運行数は、1日214本から422本(往復基準)に増便された。各駅停車の一般列車は6分間隔、ソウル~仁川空港駅直通は30分間隔での運行となる。運賃はソウル~黔岩駅間の一般列車料金に首都圏統合乗換割引が適用され、ソウル~仁川空港駅が当初の5,300ウォンから3,700ウォンに、ソウル~金浦空港駅は1,900ウォンから1,200ウォンに、それぞれ安くなる。また、ソウル駅では都心空港ターミナルが運営されており、今回の全通で、ソウル駅で搭乗手続きを済ませ手荷物を預けることが可能になった。出国する人は本人が空港まで荷物を持って移動する必要がない。来年3月までは都心空港ターミナルの広報として、直通列車だけでなく一般列車の乗客にも、無料で手荷物配送サービスを提供する。さらに国土海洋部は、2012年末までに、空港鉄道を利用しKTXを仁川空港まで運行できるようにする計画だ。実現すれば釜山から仁川空港までの移動時間は2時間40分に、ソウル駅から仁川空港への移動時間も28分に短縮される。