トラブール(抜け道)

les traboules

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hideo1999さんのMyノート

2010-12-02 11:35 編集

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  リヨン (7) LYONサンジャン教会の周りの リヨン歴史地区(世界遺産)旧市街には、RUEDUBOEUF と言う石畳の道がある。「なにそれ? 牛肉屋横丁?」昔は肉屋さんがいっぱいあったんだって。今は、肉屋さんは特別目立たない。飴だけを売ってるお店があったりするけど、、、 この町の売り物は?なんの変哲もなさそうな通りだけど、友人は番地をしきりに気にしている。 そしてとあるドアを開ける。勝手にドアを開けていいの?中へずんずん進む。建物と建物の間の1mくらいの通路。別に珍しくないと思っていると、「これは、トラブールという抜け道だ」と教えてくれる。建物や中庭を抜けて反対側の道まで抜けている。(ユダヤ人居住地区の特徴であるらしい魔よけ?の犬)抜けきったところは、ソーヌ川に沿った道。 と、また番地を探して、トラブールへ。(このトラブールは開放的で開けっ放し) またも肉屋横丁へ戻る。 次のトラブールは、ドアに鍵が掛かっている。すると、友人は、隣のお店にトラブールのことを交渉に行く。えっ、そんなこといいの?と思ったが、店員ではダメだったけど、店主が出てきて、裏から開けてくれることとなった。オーナーや住民達によって公開されていないものらしいのだけど。このトラブールは、すごかった!公開されていない分、全然手入れされていなくて、途中からはホーンテッドマンションにでも入り込んだみたいな気分になった。 この トラブール(抜け道)は、元々は、織物業者が品物を雨に濡らさないために使っていたものだが、その後レジスタンスや、ユダヤ人もナチスの探索から逃れるためにここを使ったそうな。フランス語のガイドブックには、この番地までしっかり載っている。さすがの歩き方でもそこまでは載っていない。 まあ、おもしろいようなおもしろくないような、     歴史的な価値をどこまで感じ取れるでしょうか、、  最終更新日 2006年10月11日10時37分25秒コメント(0)|トラックバック(0)|コメントを書く

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