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南フランスの都市アヴィニョンの景観
アヴィニョン歴史地区は、1995年にユネスコ世界遺産に登録された場所。南フランスにある都市アヴィニョンの景観のうち、教皇宮殿、プチ・パレ、ロシェ・デ・ドン、ノートルダム・デ・ドン大聖堂、サン・ベネゼ橋、城壁などが含まれる。
アヴィニョンは14世紀、カトリックの総本山が置かれていた街。教皇宮殿は、その時代に作られた宮殿で、現存するヨーロッパの中世ゴシック様式建築物の中では最大級を誇るものである。プチ・パレ(小宮殿)は、12世紀に建てられた司教館で現在は美術館となっている建物。中には、ルネッサンス期のイタリア絵画やアヴィニオン派の絵画が充実している。ロシェ・デ・ドンは、宮殿の北にある岩壁で現在は公園となっているもの。またロシェ・デ・ドンと宮殿の間にあるノートルダム。デ。ドン大聖堂は12世紀半ばに作られたロマネスク様式の教会堂で、黄金の聖母像が大変美しい建物。このアヴィニオンを囲む城壁も中世の都市構造を今に伝えるものとして世界遺産に含まれるもの。
サンベネゼ橋は「アヴィニオンの橋の上で」歌でも有名なアヴィニオンの橋であり、12世紀にかけられたもの。橋が川の中間で切れているのが特徴。