基本紹介編集履歴
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少しずつ夏カゼから回復しつつあるイ課長でござんす。さて、シャルトル大聖堂訪問記の続き。知らずにミサの最中に写真を撮ったことを反省したイ課長。それならいったん外に出て、ミサが終わった頃にまた中を見学することにした。どうせ時間はあるんだし、入場料はタダだから何度でも入れるし(笑)。外に出て正面ファサードを見上げる。うーむ…こうして見るとシャルトル大聖堂の正面って意外にスッキリしてるって印象だね。他のカテドラルだと彫刻やら装飾やらがもっと高密度に詰め込まれてて、結果的に圧倒的な装飾の重量感があるけど、シャルトルは割とスッキリ感があるというか…脇にはこんな日時計天使?もいる。この天使さん、日時計を持つという自分の仕事があまり楽しくなさそうな顔つきだ(笑)。正面のスッキリ感とはウラハラに、教会の側面にまわるとそのフライング・バットレスは一本(…と数えるのかな?)がやけにブ厚くてゴツゴツしてて重量感がある。これがズラリと並んでるんだからすごい迫力。教会の裏の方にまわるとこんなノドカな光景が広がってる。こうして見ると、シャルトルって実はけっこう田舎町なんだねぇ…。地図を見ると、アッチの低くなってるあたりが旧市街の中心みたいだから、とりあえず散歩しながらアッチの方に行ってみるか。大聖堂の裏手の道はどんどん下り坂になってる。こういう、中世の香りを残すような魅惑的な路地がいっぱい残ってる。で、低くなったところにはチャンと川が流れてる。これがまたやけに風情のある川で、ここだけ切り取るともうフランス革命よりずっと前、中世そのままって感じがするよなぁ。橋の上から振り返ると、大聖堂からけっこう下りてきたことがわかる。欄干に座って釣りをしてる人なんかもいて、のどかだねーー。さて、そろそろミサも終わっただろうから、戻ろうかな…いや、その前にどこかでメシを食うか。キリスト昇天祭で祝日の木曜日。田舎町・シャルトルはドコもカシコものどかな風景が広がる街だった。