基本紹介編集履歴
3/5
70年以上、東莱パジョンの伝統を守り続けた、現在4代目。
韓屋を改造した佇まい。
70年以上、東莱パジョンの伝統を守り続けた、現在4代目。
小奇麗で清潔感のある店内。
もちろん、東莱パジョンをオーダー。
中に餡の入ったお餅のお菓子、キャベツの梅酢漬け、ナムル、ムルキムチ(大根)、少し固めの木綿豆腐黒ゴマソースかけ。といった前菜が付きます。
どれもしっかり丁寧に作ってあって美味しかったんですが、ときめいたのはトンナムル。独特の風味があってほんとにおいしかった!でもこれ、何の葉っぱかな。
そして、メインのパジョンの登場です!
パジョンのパは、ネギのこと。ジョン(煎)は、一般的に材料と小麦粉と卵をまぶして焼いたもの。特別なイベントや接待には欠かせないものであり、祭祀の御膳に上る重要なお供え物でもあったらしい。具は、ネギの他、牛肉、貝、牡蠣、ホタテ、ハマグリ、海老、貝柱など。生地は、もち米、米粉を、いりこの出し汁で溶いたもの。味に深み、複雑味もあって、おいしい!具も豊富。贅沢な味わいです。かりっと焼き揚げるというよりは、蓋をかぶせ蒸し焼きする。口の中で溶ける柔らか目の生地に、素材のうま味がからまって絶妙。まさに、ビールに合う味なんだよなー
なぜ、東莱のパジョンが有名になったのか?ネギが東莱の特産品だったこと、海が近く海産物が豊富なこと。この味、ずっと受け継がれるといいな。東莱パジョン 小サイズ 20,000ウォン。帰りは歩いたら、5分で駅に着けました。
温泉場駅から地下鉄で二駅の東莱(トンネ)駅まで移動する。ここから「東莱ハルメパジョン」というお店を目指して歩く。が、目的の店が判りにくいところにあり、ちょっと地図を見直して探してしまった。すぐ近くに「東莱パジョン」というお店もあるし。
二人でパジョン(大)一つ(20000ウォン)と、お飲み物にドンドン酒を注文する。
しばらくしてやってきたパジョン。「パジョン」という言い方よりも韓国風お好み焼き「チヂミ」の方が日本では通りが良いようだが、これは全然別物だった。なにせ生地がとろとろで、箸でつまんで取り皿まで持ってくるのに難儀するくらいだ。その生地に葱やら何やらが絡んで、柔らかい舌触り。
もちろん味も美味しく、マシッソヨなのです。パジョン自体は二人で大一つで丁度の量だった。