ポートスティーブンス・ワイナリー

Port Stephens Winery

Port Stephens Winery

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mon88さんのMyノート
mon88 

2010-10-25 11:45 編集

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ツアーの最後は“PortStephensWinery(ポートスティーブンスワイナリー)”へ。ワインが美味しいオーストラリアですもの。ワインが無ければ話になりません(笑)。奥に見えるのが葡萄畑です。1984年に始まったばかりの、まだ新しいワイナリーですが、海に近く雨が多いのでライトな感じのワインが出来上がるとのこと。ただ少数生産の為、この周辺のみで飲まれることがほとんど。購入もこちらまで来なければ難しいそうです。こじんまりとしたワイナリー。カフェやブリュワリーも併設されていてワイングッズはもちろんのこと、ドライフルーツやチーズなど、ワイン以外にも魅力的なものが販売されています。参加者が多いのでテイスティング用のワイングラスがズラリ!ガイドさんの薀蓄を聞かされつつワインを頂きます。試飲はこの5本のみと少なめなのが残念。砂質の土で栽培された葡萄がユニークな味を与えるらしく、濃厚なシラーズでもライトな感じに仕上がっています。この中では一番左のソーヴィニョンブランがドライで一番のお気に入り。どのワインも20ドル以下で購入出来るので、デイリーワインにお薦めです。さて盛りだくさんのツアーもこれにて終了。この後は再び2時間半かけてシドニーに戻りましたが、その間もガイドさんは喋る喋る。運転しながらこんなに説明出来るのも才能よね〜、と夫共々感心しちゃいました。また参加者への気配りも大したもので、この後の予定を前もって確認してくれて、レストランの予約に遅れそうな人へは時間変更をレストランまで連絡してくれたりといたれりつくせり。シドニー到着後は別のスタッフさん(この方もすっごく感じ良かった)が待機していて、二手に分かれてそれぞれのホテルまで送ってくれました。今まで催行会社のことを気にする事は少なかったけど、こちらのIECオセアニアはツアー会社に贈られる「MidNorthCoastTourismAward」という名誉ある賞を受賞されてます。この手のもので最優秀賞をとった日系ツアー会社は過去になく、3年連続最優秀賞受賞したのももちろんIECオセアニアさんが初めてだそう。また“がんばれ!地球人”プロジェクトと題して野生のコアラのためのユーカリの植樹やスマトラ沖地震・インド洋津波の被災者支援などを行っていて、その第3弾が戦時中に日本兵の集団脱走事件が起こったカウラにある日本庭園と捕虜収容所跡地、日本人戦没者墓地を結ぶサクラ・アヴェニューに、日豪親善と平和のシンボルである桜の樹を寄贈するための活動。ポートスティーブンス・エコツアー参加者1人につきA$1をカウラに桜を寄贈するための寄付金の一部として積み立てているので、私たちが支払った分は8本目の桜になるとのこと。こんな素敵な会社が自信を持ってお薦めしているツアーなので満足しないわけがない。通常料金は1人220ドル(3日前までにネットで予約完了すれば198ドル)と安くはありませんが、私が今まで参加したツアーの中でもトップクラスであることは間違いありません。IECさんの回し者じゃありませんが、シドニーでフリーの日があれば、私はこのツアーを断然お薦めします。長くなりましたがポートスティーブンス・エコツアーの御報告はこれにて終了♪ 日本兵の集団脱走事件(カウラ・ブレイクアウト)1944年8月5日未明、カウラ捕虜収容所に収容されていた日本兵約1,100人が集団脱走を試み、自殺者も含め、231人が死亡(その際の傷が原因で、後にさらに3人死亡)。負傷者は107人。オーストラリア側の犠牲者は4人。※この事件を題材としたドラマが昨年放送されDVDにもなっています。ほとんどの日本人が知らない話にもかかわらずドラマ化されたのは脚本を担当した中園ミホさんの伯父、佐藤憲司氏がカウラ事件の体験者であると告白したことから、との事です。  あの日、僕らの命はトイレットペーパーより軽かった−カウラ捕虜収容所からの大脱走− 

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