基本紹介編集履歴
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シンガポールでまさにインドを感じられる面白い街
シンガポールには、リトル・インディア、アラブ人街・チャイナタウンと大きく分けて三つの街がある。ガイドブックには中華街やアラブ・ストリート(イスラム系の文化が残る地区)と並んで紹介されているが、他の2つに比べると、観光地的な面白みはいま一 つ。その中の 「リトル・インディア」は、まさにインドで、この街にはインド人しかいないのではないかというくらいすごい人。 日曜日には、「リトル・インド」以外の街は意外にお休みが多いせいかとにかく人が多い。路地裏には、インド系シンガポーリアンのための様々な施設があったり、マレー・インドネシアン系の溜まり場である。特に何をするわけでもなく、多くの人が路上で話をしたりしている。 それ以外にも、フィリピン系の溜まり場である某ビルでは、援交が暗黙の了解のように行われ、似たようなタイ系コミュニティーも存在するのは有名な話。イ ンド系住民は、全人口の上では少数派ながら、民族の違いによる「ヒエラルキー」が「カースト」のように社会に浸透していて、他民族への「排他主義」は確固 として存在する。とても魅力溢れ面白い街だが、圧倒されてしまう。入り口近くはお土産屋なんかが多いが、歩いていくとサリーを売っている店など、地元民の行くようなお店が並ぶ。コレだけ色々な人種が集まっていながらにし て、平和なシンガポールだが、インド料理以外の目的で、時間がない観光客がわざわざ来る必要はないと思う。