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公園内の洞窟を探検しよう
「オイルタウン」と呼ばれているサワラク州にある、ブルネイとの国境の町ミリから約2.5時間、途中市場で買い物を兼ねて休憩をして移動しながら向かう、洞窟がたくさんある国立公園です。中を見学する際、かなり暗いので足元には注意して、懐中電灯があれば用意しておくと良いでしょう。また、昆虫嫌いの方にとっては、恐怖の場所になるでしょう。ゲジゲジやゴキブリなど、普段からあまり出会いたくないものがたくさんいますので・・・。ツアーの場合、国立公園に到着後、すぐにランチとなると思います。食後に渡し舟を利用して対岸に渡り、鳥の声を聞いたり、昆虫や植物を見ながら洞窟へ向かいます。
ニア国立公園ですることといえば、洞窟内を探検することです。この洞窟の中で最初に訪れるのがトレーダースケーブです。ツバメの巣を取る労働者が寝泊りしていた場所で、100年以上前の木造の建物が残っています。ツバメの鳴き声が聞きながら進んでいくと、グレートケーブがあります。約60〜250mの大きな割れ目がある、ニア洞窟内で代表的な洞窟です。ここもトレーダース洞窟と同じように、ツバメの巣を取る場所です。現在もその光景を見ることが出来ますが、昔に比べて規制されるようになり、5〜6月と10月だけに行われるようになりました。天井からは、作業で使用される棒やはしごがぶらさがっています。コウモリもたくさんぶらさがって、寝ている様子も見ることができます。さらに99段の階段を上って、4万年前の壁画が残っているペインテットケーブへ向かいます。壁画には、人が踊っている様子や、船の絵が描かれています。この後はUターンをして戻ります。