基本紹介編集履歴
3/5
ポルトガル政府がムーア人の宿舎として使った建物
媽閣街にある世界文化遺産である。マカオには珍しいイスラム様式で、1874年にイタリア人建築家(Cassuto)が設計した。ポルトガル政府が澳門の治安を守るために、インドのゴアからムーア人を連れてきた。その宿舎として当初使われたのがこの建物であり、200名以上が住める造りになっていた。そして、その後は税関警察の事務所、港務局の事務所と海上警察と、常に公に関わる庁舎として使われている。現在も使われている建物になので、観光客が見学できるのは回廊部分だけとなっている。夜にはライトアップされて、日中とはまた異なる幻想的な雰囲気である。