基本紹介編集履歴
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貿易商、盧華紹本人と、その長男・盧廉若の家族邸宅跡
19世紀末から20世紀前半にマカオで栄華を誇った中国人貿易商、盧華紹とその長男、盧廉若が住んでいた建物。カワセミと蓮の花板樟堂街から大堂へ続く坂道(大堂巷)の中ほどに位置する。盧華紹が建てた邸宅の一つで、1889年から1910年まで住んでいたそう。レンガ造りの2階建ての屋敷は、清朝後期の建築様式だ。このような旧式建築は、マカオには多数存在しているそうだが、老朽化しているものが多く、ここも近年の修復作業で復元された。ポルトガル風の装飾も加わり、東西文化の融合した建築とみてとれる。内部がじつに凝っているので、ぜひ一度、見学に訪れることをオススメする。