滋味一方

One Restaurant

滋味一方

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doublehappiness88さんのMyノート

2010-05-27 20:26 編集

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滋味一方

教えたくないけど教えたい、そんな隠れた広東家庭料理のお店。「滋味一方」。

このお店のキャッチフレーズは、”屋企feel清淡少油,媽咪靚湯,絶無味精"(家庭のような感覚で薄味、油分少なめのおふくろの味。美味しいスープ、化学調味料一切使用していません)で、お店もそんなに大きくないのだけど。

目玉は、やはり広東スープ。日替わりで2種類用意されていて、1人分ならスープ壷で、複数ならこのお鍋で頼むのだ。必ず頼むおかずが、「豉汁帶子蒸豆腐」(蒸し豆腐の貝柱と豆豉醬のせ)非常にあっさり。これは、珊瑚蚌芙蓉蟹。(珊瑚蚌は、珊瑚っぽい形の赤貝みたいな貝なのですが、日本語で何ていうのだろう?)卵白と蟹でふわふわに仕立ててある。

その他、いろいろ舌にも胃袋にも優しいおかずがたくさん。ここでご飯を食べていると、ご飯の味も薄味、油分少なめ、化学調味料なし、の「香港版おふくろの味」を楽しめることもあるけど、お店の人も、香港のお店にありがちないい意味でも悪い意味でも「急かし」「イラち」な感覚がない。店内の時間もなんだか外の時間と流れ方が違う。なんか妙にゆったりしているのだ。(とはいっても、食べ物が出てくるのは結構速い)

そういう意味でも、「屋企Feel(家庭の感覚)」。スピード命のガチャガチャ型サービス?!もなく、そっとさりげなくお客さんを見守ってくれていて、おかずを出してくれたり静かにお皿を下げてくれたりする。そして、私がお肉を頼まないメニュー構成だと、これまたそっと「頼んだものに肉類ないけど、大丈夫?お肉だったら鶏とかもあるよ」と薦めてくれたりする。とても心地よいタイミングで。押し付けがましくなく。まさに、「舒服=心地よい」空間で、おうちご飯が楽しめるのだ。場所は香港島のとあるどローカルエリアにあって(敢えてここでは書きません、ごめんなさい)、休日の夕方や平日の21:00くらいまでは結構混むのだけど、HK$100以上は外賣(出前)可だし、電話でオーダー後取りに行くのもOK。

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