中世市場都市プロヴァン

Provins, Town of Medieval Fairs

Provins, ville de foire médiévale

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ユートラベルさんのMyノート

2013-03-07 07:55 編集

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バラの街プロヴァン

パリから一時間ほどで行ける中世市場都市プロヴァン。中世の時代にはシャンパーニュの大市で栄え、ヨーロッパ陸上貿易の中心地だったが、14世紀頃から急に廃れてしまい、今では中世がそのまま残る街としてユネスコの世界遺産になっている。

バラの街とも呼ばれるプロヴァンは、バラを使った製菓業の中心地でもあった。プロヴァンの薔薇はRosaGallicaOfficinalis(薬剤師の薔薇)と呼ばれ、11世紀頃ティボー4世が十字軍遠征の時に中東あるいは東欧から持ち帰ったもの。花が大きく八重で紫に近い濃いピンク色、おしべも黄色く大きいいわゆるオールドローズ。今でもここには沢山の薔薇のシロップ、薔薇のリキュール、薔薇のケーキ、キャンディ、‥と作られ販売されている。

中世市場都市プロヴァンの街は13世紀にできた5キロにわたる城壁で囲まれている。サン・ジャン門は中世市場都市プロヴァンで一番古いと言われる12世紀に建てられたロマネスクの建物、今では博物館になっている。シャテル広場にある勅令の十字架と昔の井戸。シャンパーニュ伯爵はこの十字架の元で勅令を出したそう。サン・キリアス教会、12世紀に建てられ16ー17世紀に立て直された教会で、ロマネスクとゴシックが混ざっている建物。1429年8月3日ジャンヌ・ダルクとシャルル7世がここでミサをしたそう。

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