南鑼鼓巷

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南鑼鼓巷(nánluógǔxiàng)へ行く。北京在住の外国人やクリエイターの注目を集めるストリート。老房子を改造したカフェやショップ、レストランがいっぱい。独特の個性があるショップもありますが、まあ原宿とか、そんなかんじだろうかね。数年前まではほとんど店は無かったが、現在はクリエイターが集まる胡同になってるようです。中国デザインの雑貨屋さんがかわいかった。わたしは「革命」のカップを買った。日本だったら若者はクレープとか食べるわけだが、こっちでは串ですよ、串。ドイツワッフル・・・日本ではベルギーワッフルだけど・・・私みたいに若者のような串では足りない人は、蓮の葉で鶏をまるごとくるんで蒸した物を買います。なんて素敵な食べ物。一匹お買い上げ。そして、この鶏を売ってるお兄さんに聞いてみた。「松広貴という男を知らない?輪タクの運転してる人なの」「松広貴・・・知らないなあ」お兄さんはしばらく考えていたがやっぱり知らないと言った。松広貴さんとはNHKのドキュメンタリー番組、NHKアーカイブスで放送された時に登場した人だ。2008年のオリンピック前に、どんどん変わっていく北京でたくましく生きている人達を取材したドキュメンタリー。北京の下町に生まれ育ち輪タク(三輪車タクシー)で観光客を案内する松さん。胡同(フートン)の地元の顔役だ。ところが突如、輪タクの取り締まり強化が発表され窮地に!オリンピックに向けて変容する北京で観光客相手に輪タク(三輪車タクシー)を走らせる男、松広貴(48歳)。下町の胡同(フートン)に生まれ育った。松はかつて空き巣を働き、労働改造所に送られた。当時は“社会の余白”があり、表向き個人営業の認められない「輪タク」を仲間と営むことができた。けんかの仲裁も上手で街の顔役。だがオリンピックを前に、突如、個人営業を取り締まる告知が…! 松さん、どうなる?(NHK番組紹介より)このドキュメンタリーはなんかの賞も受賞した。そう。私は松広貴がその後どうなってるのか見に来たのだ。学はなくても知恵はある。フートンの寅さんに会いに来たのに。しかし、広いぜ北京・・・輪タクかっこいい~何か美味しそうなものがあると食べながら、このフートンの中を歩き回り地元の年配の人を見つけては聞く。「松広貴知りませんか?」みんな、どういう奴だ?聞いたことないなあ・・・あっちのばあさんに聞いてみろなど親切だが、誰も知らないようだった。もしかして私の発音が悪いのかもしれないと思い、紙に名前を書いて見せたが首をかしげるばかり。挙句の果てには、俺が100元で一日案内してやるとか始まる。ちょっとした小道に入っていくともう迷子になりそうなフートン。これが昔はもっともっと大きくて、ここらへん一体に広がっていたのかあ・・・面白い名前のフートンもあるぞ。マージャンしてるぞ。のぞいてみよう。大同へ行く電車の時間がせまり、松さんに会うことはできずタイムアップ。まってろよ北京。また来るよ。

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