基本紹介編集履歴
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世界最大の砂の島「フレーザー島」は、あまり日本では紹介されていませんが、オーストラリアを代表するエコリゾートです。また1992年に世界遺産に登録ており、世界遺産の中でも比較的早い時期に指定された場所です。真っ白な砂の上を緑の木々が覆い尽くす美しい島の景観もすばらしいですが、標高80メートルの場所にある真っ白な砂ととコバルトブルーの水が美しいマッケンジー湖(LakeMcKenzie)やディンゴを代表とする野生動物など島内の見所もたくさんあります。また、島の周囲はキングフィッシャー・ベイと呼ばれるホエール・ウォッチグやドルフィン・ウォッチングでオーストラリアでは有名な場所です。これらのたくさんの見所を回る各種レンジャー・ツアーが企画されているのがこのリゾートの目玉でもあります。 ブリスベンから30人乗り程度の小さな飛行機で約1時間で最寄りのHerveyBay(ハービー・ベイ)に着きます。そこからハービー・ベイの港までは車で15分くらいなのですが、フレーザー島のキング・フィッシャー・ベイ・リゾートの宿泊者は港までの送迎バスが出ています。港からはリゾートへの専用カタマラン・ボートで45分の行程となります。 初めてフレーザー島を訪れたのは2000年の7月末でした。ブリスベン留学中にホエール・ウォッチングと野生のディンゴを見るために2泊3日の日程で訪れました。しかし、キング・フィッシャー・ベイに鯨が入っておらず泣く泣くイルカとディンゴを見て帰りました。その年には11月にニューサウスウェールズ州南部のジャービス・ベイへ2回目のホエール・ウォッチングにチャレンジしましたが、そこにも鯨が入っていなくて見ることができませんでした。2004年の8月には、妻と長女と3人でサイゴンからシンガポールとブリスベンを経由して3度目のホエール・ウォッチングにチャレンジしました。前回の7月末より時期を2週間程度遅らせたことで確実に鯨を見ることができました。 フレーザー島は私にとってはオーストラリアで一番好きな場所です。2000年に行ったときには、リゾート内で日本人に会うことはありませんでしたが、2004年には日本人の団体客もいて、フレーザー島もだんだんと日本人に認知されてきているのかもしれません。最近ではキング・フィッシャー・ベイ・リゾートの日本語のホームページもありますので、その魅力をご覧になってはいかがでしょうか。