基本紹介編集履歴
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清の康熙帝の時代の簡易裁判所兼政務事務所
ライトアップされているこの場所は、金城鎮の旧市街の中心地にある「總兵署」。「總兵署」は、清の康熙帝の時代(1682年)に、この金門島の金城の後浦を治めた陳龍が、もともとあった「叢青軒」という建物を、兵士の駐留所、地下牢も備えた簡易裁判所兼政務事務所として改築し、使っていたものだそう。中庭には、樹齢が100年を超えるガジュマルの大木があり、昼でも大きな木陰を作ってくれる。
中は、当時のまま保存されており。蝋人形を使って、昔の裁判の様子、地下牢の囚人などがリアルに再現されている。東と西の建物には、歴史的展示物のある部屋が並び、金門島の古い歴史が勉強できる。ツーリストセンターもこの中にあり、地元のボランティアガイドの方が丁寧に説明してくれる。