基本紹介編集履歴
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古風を漂わせた街
「九份」は、台湾の北部に位置する山間の坂道や階段のおおい小さな街。もともとは9世帯しかなかったごく小さな田舎町で交通が不便だったため、生活用品を補充する際に毎回9つ分買っていたため、九份との名前がついたそう。
山を背後に海に面した斜面に建つ家屋、石段や小さな路地が特徴である。もともとはひとつの山村にすぎなかったが、ここで金鉱が発見され、日本統治時代にはその最盛期を迎えた。閉山とともに急速に街として衰えたが、80年代に2.28事件を題材にした映画「非情都市」のモデルになってから、再び観光地として注目を浴びるようになり、さらに映画「千と千尋の神隠し」のモデルになった街として、日本からの観光客も大勢訪れるようになったという、紆余曲折のある面白い街である。日本統治時代の建物などが残っているためその独特で雰囲気のあるレトロさのある街。また、雨の多い町ということで知られている。現在は、メインストリートである細く急な階段の両側にはカフェや食堂、お土産屋などがならんだ台湾を代表する観光都市となっている。
九イ分にむかう途中、不思議なことに近づくにつれて天気が悪くなってきた。山道をくねくねバスで走る中、山の斜面には台湾のお墓がたくさん。日本の墓地と違い、家みたいな立派なお墓が並んでいた。九份はタロイモと小麦粉を使って作った団子のようなもの「芋圓」というお菓子が名物なので、一度試してみるのもいい。







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