基本紹介編集履歴
3/7
7つのテーマで展示されプラナカン文化が学べるミュージアム
プラナカン博物館(Peranakan Museum)は、
プラナカンとはマレー語文化圏では混血の人々のことを指し、こちらの博物館では主に中国系プラナカン文化に触れることができる。ニョニャ(プラナカンの女性)料理とは、このプラナカンのものだったり、シンガポール特有なマレー文化と中国文化の融合文化。建物は、ハワイでいうところのビショップミュージアムみたいな佇まいで素敵な雰囲気。
館内は、プラナカンの衣食住について色々な展示物をみることができ、本当に中華っぽいと思えば、東南アジアっぽくもあり、時には西洋っぽくもあり、様々。中でも、プラナカンの結婚式は興味深く、12日間に渡って行われるそうで、12種類の決まった料理をお互い食べさせあったり、初めて使う前にベッドの上を男の子がゴロゴロ寝転んだりするという儀式があったり、いろんなしきたりがあるよう。また、展示される美しい食器の数々に心ひかれる。特別な日の晩餐に使われる磁器等、ご飯いれたりスープいれたり、いろんなことに使われる食器がたくさん。また、ここのフロアの色々なところに、色んな模様を紙にプレスできるものが設置されていて、模様をプレスしていける。
peranakanというかわいい色使いの文字と、これまたかわいい建物。建物は、たしか95年ほど前の建物を改築したそう。日本語ガイドがもう間もなくスタートするということ。博物館内の案内ですが、これさえもかわいい。
小林幸子がつけていそうな豪華の装飾品は、ペナン・プラナカンの婚礼飾りで、真ん中に輝くブローチはダイヤ。結婚式はなんと12日間にわたって行われるそう。その中には新婚ベッドの制作も含まれる。ベッドを飾るふち飾りなどは新婦の手作り。結婚前から女性はいろいろ手芸など勉強し、どれだけ細工の細かいものができるかで、「いい嫁」かどうか判断される。プラナカン食器の数々。淡いピンク色がとっても上品。蝶をモチーフにした柄。初期の頃の作品。初期の作品のほうが仕事が丁寧だそう。色も落ち着いていて、こちらのほうが使いやすそう?つまみ部分の獅子?表情がおもしろい。後世(最近なのかな?)の作品で、とても高価なものらしい。綺麗。ビーズとプラナカン食器だけで、かなりテンションがあがり、他にもおもしろいものある。カツラは、法廷でかぶったもの。アジア人がこのカツラ。キリストとマリアさまの絵ですが、周りは中国様式。1ドルコイン1ドルには縁起がよい&魔よけの意味を持つ八角形がはいってる。MRT(地下鉄)が導入された時に、コインにも八角形をいれたとか。綺麗なものもいっぱいなので、ここは女性同士で行くと楽しいかも。