基本紹介編集履歴
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大阪中之島にあるレトロ建築
1918年(大正7年)、株式仲買人の岩本栄之助の寄付で、建てられる事になったのがこの大阪市中央公会堂(旧中之島公会堂)。
岩本栄之助は1909年にアメリカに行った際、アメリカの公共施設の立派さや、富豪たちによる慈善事業や寄付の習慣に強い印象を受けたことにより、父の遺産と私財をあわせた当時の約100万円を、この中央公会堂建設のため寄付した。
しかし、岩本栄之助は第一次世界大戦による相場変動で大損し、公会堂の完成を待たずして、自ら命を絶ったそう。
日本有数の建築であり、完成度が高く、日本の近代建築史上重要なものとして、2002年(平成14年)12月26日に国の重要文化財に指定された。
今までに、アインシュタインやヘレン・ケラー、ガガーリンなどの歴史的人物の講演も行われた。
夜はライトアップされ、昼とはまた違った姿をみることができる。
館内には集会室、会議室、展示室、岩本記念室、レストラン中之島倶楽部がある。