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巨匠フンデルトヴァッサーによる日本での最後の遺作
大阪ベイエリアでもひときは目を引く建物。ユニバーサルスタジオジャパンではないですよ!ここは大阪市のごみ焼却場『舞洲工場』です。ぱっと見ただけでは誰もごみ焼却場だとはわからないであろう外観。デザインしたのは環境保護建築でも有名なオーストリアの芸術家フンデルトヴァッサー氏である。フンデルトヴァッサー氏のメッセージによると、外観の赤と黄色のストライプは燃焼工程の炎を表しており、屋根の緑化は自然と調和したエコロジーなコンセプトを象徴するものだとか。ちなみのこの舞洲工場がフンデルトヴァッサー氏の日本における最後の遺作となっている。この美しい外観が話題を呼び、毎年数多くの見学者が訪れる。また申し込みをすれば工場見学にも参加することができる。
とは言っても、中はごみ焼却場なので頻繁にゴミ収集車が行ったり来たりし、ゴミの臭いも多少感じないことも無い。
他情報
舞洲工場の概要
■焼却能力
900トン/日(450トン/炉×2炉)
■破砕能力
170トン/日(鉄とアルミをリサイクル)
■排ガス処理
バグフィルタ、湿式洗浄装置、触媒脱硝装置など
■ダイオキシン対策
コンピュータによる安定した高温運転+バグフィルタの採用+触媒脱硝装置で排ガス中濃度を0.1ナノグラム以下とする。飛灰のダイオキシンは加熱脱塩素化装置で分解。
■煙突
120m高
■工事期間
1997年(平成9年)3月着工、2001年(平成13年)4月末竣工
■総工費
約609億円
■節水
屋上に降る雨水を集めて利用。排水処理水の再利用。(1日約400トンの節水)





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