国立カポディモンテ美術館

一ヶ所だけ外せない場所がありました。ナポリを訪れたなら絶対と思っていた「国立カポティモンテ美術館」　美術雑誌や画集で　　うっとりと眺めていた名作の数々が収蔵されている見応えのある美術館です。早朝からカプリ島巡り、ナポリに戻ってからも博物館まで徒歩で移動とかなりのハードな行程で　　疲れている中、旅友さん達も付き合ってくれて、（半ば強引？に）博物館前からバスに　　乗り、美術館のあるカポティモンテの丘へ・・・　路線番号はわかっていたけれども、案内が聞き取れず降車場所がいまいち判らなくて戸惑っている　達に　　地元の　おばさん達みんなで身振り手振りで降車場所を教えてくれました。優しい　　　おばさん達に感謝して無事美術館の到着着いたのはもう夕方でしたが、夜7時半まで開館しているので、一点一点じっくりとは見られなくても　　2時間は鑑賞できると勇んで館内へ・・・気の合った旅友さん達と一緒に行動をする時、いつもは大体同じペースで見て回るので足並みが揃うのですが、この時だけは少し我儘に一人の世界に入り込んでしまって誰もいない美術館の中でたっぷりと、名画を堪能して　　建物の外に出てみると、　旅友さん達、芝生の上でへたり込んでいました。カポティモンテのチケットはシンプルな緑カラヴァッジョ　「キリストの磔刑」ボッティチェッリ　「聖母子と天使」　ティツィアーノ　「ダナエ」一番見たかった絵で、もう・・・うっとりでした。王宮内の旧居住室