基本紹介編集履歴
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人も地球にも優しい電車
長崎市内を走る路面電車は1914(大正3)年8月2日に設立され、翌年11月16日、病院下(現在の長崎大学歯学部下の辺り)と築町(現在の西浜町電停の少し西側)間(大波止経由)、3.481kmで開通した民営の路面電車です。建設費は207,888円でした。以後路線を拡張し、1968(昭和43)年6月17日、思案橋~正覚寺下間が開通して現在の路線になりました。営業キロは11.5kmです。
1984(昭和59)年6月1日以来現在の運賃を守り、大人100円(子供50円)でどこまで乗ってもよいという、均一運賃の市内電車として親しまれています。「築町」で乗り換えると「乗継券」をもらえます。駅方面から「グラバー園」や「眼鏡橋」へも、「築町」で下車するとき料金を1回払えば目的地まで電車を乗り継いで行けます。
市内のほとんどの観光地にも市内電車で行けます。「一日乗車券」を使えば一日中電車を使って観光地巡りができ、とっても便利です。
走っている電車の中には、かつて仙台、東京、福岡や熊本各都市を走っていた車両もあります。また、日本で一番古い電車もあって、イベントの時などに走ります。