基本紹介編集履歴
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香港に行けば、必ず一度は立ち寄る(ある年は毎朝朝食をここでとった)のが、コチラの彌敦粥麺家。
アタシにとっては(というより多くのグルメにとっても)、香港一、世界一のお粥と麺の専門店であります。 場所は佐敦駅の北、旺角に向かって彌敦道を(油麻地駅方面)歩いて約3分。東側(右側)に入る西貢街を入った右手5件目位の間口の小さなお店です。しかしこの間口を侮ってはいけません。中国本土からを中心として、観光バスでドドッと乗りつける団体さんもいる位の、レベルの高いお店です。そういえば今年は、「蔡瀾さん推薦店」の額が店内に飾ってあったな。この額なら店頭に表を向けて掛けなければ広告効果が低くなると思うのだけれど、そこがこのお店の謙虚なところでしょう。
さてお味は・・・。珍珠貝粥はもうアワビ粥と言っても分からない位のおいしさ。とろとろに溶けたお米と貝の香りがマッチして、そこにスープのお味が溶け込んで最高のお粥です。お値段とのバランスもコチラの方が勝手いるかもしれません。撈麺の方は、麺は香港独特の細くて腰の強い麺。かん水が入っているような気がしますね。そこに、ネギとショウガの強い香りがまざって、これも期待以上の美味しさです。しかし、日本ではこんなに香りと刺激の強いネギ・生姜はありませんね。生姜が口の中をヒリヒリとさせてくれました。期待に違わぬ、レベルの高いお味を堪能いたしました。ソース、撈麺についてきたスープも最高級のお味でしたよ。 お店を後にする前に、記念においしかった珍珠貝をパチリしました。 やっぱりそこらの茶餐廰のお粥とは5味位違う、最高級のお店ですね。