基本紹介編集履歴
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最初の食事はいきなりミシュラン三つ星、龍景軒(ロンケイヒン) へ。
地下鉄で移動しましたが、オクトパスカードが便利。
交通の物価はかなり安いです。日本の半値くらいですね。
フォーシーズンホテルの龍景軒。
香港唯一のミシュラン三つ星です。
さすが、設えも美しいです。
風景もよく素晴らしい環境です。
まずは前菜四種。これは変わっています。
魚の練り物でしょうか?海藻が入っていますね。下の敷物が気がきいています。
さて、香港ではありますが、ずっと重点研究対象の小龍包。
これもさすが気の効いた作りです。
これなら破けにくいし、万が一破けても、スープはレンゲの中に残ります。
ちなみにこれは蟹味噌小龍包ですが、穏やかな味付けです。
さすがに、皮の厚さ、食感、餡とのバランスは素晴らしい。
続いて、大海老の旨味揚げ「大千爆蝦球」。
まず、海老が凄い。大きさもちょうど良く、やはり食感が素晴らしい。
味付けも比較的穏やか。最終的には素材の風味を引き出すことに腐心していることが伺われます。
続いて、ここのスペシャリテと思われる、水晶蝦球皇。
海老と上湯ソースの組み合わせが素晴らしく美しい!
風景は白とびしてしまいましたが、何とも格調のあるお皿です。
なんといっても海老が凄い。
この海老の種類は何なのか聞くのを忘れてしまいましたが、ちょっと日本で見る海老とは違う気がしました。
また、気がきいているのは敷物なんですよね。この香港麺の敷物はスープがしみて、とても美味しいです。
このお皿は総合的に、本当に美味しいですね。
さて、香港と言えば、海老ワンタンめん!何と紅酢と合わせて頂きます。この香港の細麺がたまりません!
スープの味付けは必要最小限。油分も非常に少なく、あっさりとしています。
全体に感じるのは、塩分と油分を最小限に抑えていること。日本での中華料理が、濃厚なのと対照的。
正直、サーブなどのサービスのレベルはあまり良く無い。
こちらのペースに関係なく料理が運ばれてくるので、食べ時を合わせるのが難しい。
と、いうようなこともあるけれど、やっぱり香港唯一の三つ星はだてではない。
ここの上湯を使ったお皿は必ず食べにくる価値があります。
ビクトリア・ピークからの香港の眺望を堪能した後は香港在住の友人とのランチ。ピークトラムの駅から乗ったセントラルのスターフェリー乗り場行きのバスはラッキーにもオープントップ。ほんの数分の距離ですが、風を受けながら香港の高層ビルの景色を楽しみました。ランチはフォーシーズンズホテル内の「龍景軒」で飲茶。フォーシーズンズは昨年開業のまだ新しいホテルですが、お料理の味もサービスも素晴らしいです。 値段はちょっと高めだけど、絶対お薦めのお店です。ここはまさに「飲茶天国」です。飲茶の定番の腸粉や叉焼包はキッチリ押さえておかなくっちゃ!小籠包も美味。 他にロブスターのシュウマイや帆立入りのシュウマイなど、見た目も味も繊細なお料理ばかり。点心メニューではありませんが、以前にこの店に来た時に隣りのテーブルで食べていたとっても気になったお料理。 コロッケ??実は蟹の甲羅にほぐした身をぎっしり詰めて揚げたもの。これもと~~っても美味しかったぁぁぁ。最後の締めには香港スウィーツの定番の楊枝甘露。マンゴとポメロ(ザボンに似た柑橘類)、タピオカでできたデザートで、どこのお店で食べてもかなり美味しいのですが、ここのは格別。 マンゴの濃厚さとポメロの爽やかさのバランスのよさが抜群。 さらには楊枝甘露の下に、なんとマンゴプリンが隠れていて、一粒で二度楽しめる!!