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まるで飛行機のビジネスクラス?プレミアムバス登場

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地方へのバス移動がより楽しく快適に!ビジネスクラス級のプレミアムバス登場

韓国での地方旅行はKTXやバスが主の移動手段となりますが、ソウルから釜山にたった3時間で行ける高速鉄道KTXと違い、バスでの移動は長時間の移動が強いられ、料金が安くても、なかなか気が進まないものです。しかしそんな人でも、今年から運行が開始される「プレミアム高速バス」なら、考えが変わるかもしれません。

優等バスを改良、グレードアップさせたプレミアム高速バス

14日、国土交通部による試乗イベントにて公の場に披露されたプレミアム高速バス。

プレミアム高速バスは、既存の優等バスを改良したもので、1992年に優等バスを導入して以来、24年ぶりのグレードアップとなります。

韓国自動車メーカーのKIA、HYUNDAIから2種のデザインで開発され、プライベートな空間の確保と、車内施設の改良、多様なコンテンツを通し、より快適なバス旅行を実現するとのこと。

プレミアム高速バスはここが違う!

1.「自宅のソファに寝そべるような感覚」を与える最大165度倒せる全自動シート

プレミアム高速バスは、優等バスの28席から21席へと座席数を減らし、プライベートな空間を前後広げるとともに、最大165度まで倒せる全自動シートによって、ゆったり寝そべることが出来ます。また、頭の部分には調整できる枕も付いており快適な眠りを提供します。

 

2.隣の人が気にならない、個別のカーテン付き

ひとりでの利用でもプライベートが確保できるよう、座席の横には個別にカーテンが付いています。

 

3.バス移動中も仕事が出来る、ビジネス施設が充実

プレミアム高速バスは、簡易テーブル、読書ライト、ハンガーや、靴置きなどが完備されており、自宅にいるような感覚でくつろぐ事が出来ます。また、ノートパソコンやスマートフォン用のUSB充電器も全座席に付いています。

 

4.全座席に個別モニター完備 TV、映画を鑑賞しながら時間を過ごせる

プレミアム高速バスには全座席に個別モニターが設置されており、映画、テレビ、音楽、ゲームなど多様なコンテンツを搭載、利用客が長時間の移動でも退屈せず過ごせるよう配慮されています。

 

このほか、既存のバスには無かった、空気清浄機、個別のイヤフォンが設置されているほか、荷物の収納棚も飛行機と同様のものを使い、安全に荷物を収納できるようになっています。

運行は9月12日の秋夕期間から開始!2017年から徐々に路線拡大する計画

プレミアム高速バスは、今年の秋夕(旧盆)期間に合わせて、9月12日から運行が開始されます。

ソウル~釜山(1日12回)、ソウル~光州(1日15回)の二つの路線で運行され、利用料金は、優等バスの利用料金の1.3倍の価格が適用される予定とのことです。

 

ソウル~釜山

KTX 59,800ウォン 

プレミアム高速バス 44,400ウォン

優等バス 34,200ウォン

 

ソウル~光州

KTX 47,100ウォン

プレミアム高速バス 33,900ウォン

優等バス 26,100ウォン

KTXの対抗馬、プレミアム高速バスで需要回復なるか?

そもそも、プレミアム高速バスが推進された背景は、KTXの開通によるバスの需要減少が理由とのこと。

プレミアム高速バスでKTXや既存のバスとのサービス、料金の差別化を図ることにより、需要の拡大を目指しています。

今年の秋夕に運行スタート、2017年から本格的な運行が開始されるので、韓国旅行を考えられている方は、プレミアム高速バスでの地方旅行も視野に入れてみてはいかがですか?

しばらくお待ちください


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