大晦日、普信閣で開かれる打鐘式に参加しよう!
いよいよ、明後日は大晦日!2015年最後の日となります。
日本では、NHK紅白歌合戦を見て「ゆく年くる年」で除夜の鐘の音を聴きながら、年明けを迎える人も多いと思いますが、韓国でもやはり、日本と似たような除夜の鐘の打鐘式を行っています。
普信閣の鐘を33回打つ“打鐘式”
地下鉄1号線 鐘閣駅を出たところにある、“普信閣(ポシンガク)”の中心には、大きな鐘が吊るされています。
普信閣の打鐘は、朝鮮時代初めの太祖1396年、都城の四大門、四小門を開閉する際に、普信閣(当時は鐘閣と言っていた)を打ち鳴らして、住民に通行禁止と通行解除を合図していたところから始まったそうです。
このとき、朝の開城時は28回、夜の閉城時は33回打ち鳴らしていましたが、これは仏教から由来しており、夜33回の打鐘には、国の太平と市民の無病長寿、そして平安の祈願が込められているそうです。
当時の慣習から由来して、韓国では1月1日の午前0時に、33回の打鐘を行います。
28日の普信閣は舞台づくりに大忙し!
2016年の新年に向け、現場は舞台づくりで大忙し。
最高気温がマイナスの極寒のなか、屋外で長時間の作業を行う裏方さんたちの苦労を感じます。
12月31日~1月1日は地下鉄も運営延長!
12月31日から次の日の午前2時まで、鐘閣駅到着を基準に、地下鉄1~9号線の運行時間が延長されます。約15分~25分の間隔で電車が運行されるようです。除夜の鐘に参加後に帰宅が遅くなっても安心ですね。
韓国で年明けを迎えるなら、普信閣へ!
普信閣は、地下鉄1号線 鐘閣駅5番出口から出てすぐ目の前にあります。
年末年始を韓国で過ごされる方は、是非、普信閣へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
アイドルの公演や花火なども準備されているらしいので、年明けを楽しく過ごせるでしょう。
テレビに映れるかもしれませんよ!