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今日は冬至

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冬至・・・一年で一番日が短い日、小豆粥(パッチュク)を食べる日

今日、12月22日は冬至(ドンジ)と言って一年で一番日が短く、夜が長い日になります。

冬至の日には、小豆粥(パッチュク)を食べるのが韓国の昔からの風習。

 

ということで、新堂の有名な小豆粥(パッチュク)のお店、「新堂洞泉パッチュク」に行ってきました!

 

お店の前から既に甘い小豆の香りが。冬至に合わせ、前日から3日間が忙しいようです。

 

こじんまりとしたお店の中は既に人が一杯!並んで食べるほどでした。

メニューも、本来は小豆カルグクスと小豆粥の2種類がありますが、今日ばかりは小豆粥一つだけ注文できます。

 

食卓には、トンチミ(水キムチ)とキムチが。どちらも、ちょうど良い塩梅に漬けられています。

 

待っていた、小豆粥(パッチュク)!湯気を立ててやってきました。中には白玉が沢山!

食卓には塩、砂糖が置かれ、自分で味を調整します。砂糖3杯ぐらいでちょうど日本のおしること同じような甘みになります。

 

小豆はきれいに濾されていて、特有の臭みもなく、濃厚で美味しいです。

 

白玉は丁度良い柔らかさ、キムチと一緒に食べるのも、意外や意外、アクセントが効いて美味しいですので試してみてください。

 

冬至の日、どうして小豆粥を食べるの?

韓国では、冬至の日を“死んだ太陽が復活する日”として、昔は今日を“小さな年明け(작은설)”とも考えていたそうです。

 

また、陽が短い、つまり陰気が一番強い日と考えられ、鬼神(キシン)など悪いものが世に蔓延ると言われ、陽気を強めるために“赤いもの”に属する小豆を食べたり、壁に撒いたりなど、“厄除け”から始まったと言われています。

冬至の小豆粥(パッチュク)には白玉が入っていますが、年の数だけ入れるそうです。

そのため、昔は小豆粥を食べて初めて「年を取った」と考えられていたそうです。

ちょうど、日本の節分と同じような概念ですね。

 

新堂洞泉パッチュクは、地下鉄2号線 新堂駅4番出口から徒歩1分、駅から出てすぐ左、「Olivia Hassler」の手前の路地を左に曲がって少し行ったところのコーナーにあります。

 

写真説明

小豆粥は身体に良い上、優しい甘い味と温気で疲労を回復させてくれます。
韓国では冬至の日に小豆粥を食べれば、来年も一年健康に過ごせると考えられているようです。
日本のお汁粉に似ていて少し違う小豆粥(パッチュク)。
韓国で冬至の日を過ごす方は是非小豆粥に挑戦してみてください。

しばらくお待ちください


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